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2018
6/8

実力養成会通信 第794号 ”問題を《解く》ということ” の巻

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問題を《解く》ということは、

見知らぬ街を歩くこと!!

 

 

こんなイメージです!!

 

正解という目的地がちゃんとあるんです!!

問題が解けないってことは、

でも、どうやってそこまで行けばいいのか、わからない!!・・・・こんな感じです。

 

最終的に目的地にたどり着ける ⇒ 正解

たどり着けない ⇒ 不正解

 

目的地がすぐ近ければ、『簡単な問題』

目的地までの道のりが複雑なものが『難しい問題』

 

では、実際に『〇〇まで行ってごらん』って言われたとき、

その〇〇という目的地が遠い場所であったり、

まったく知らない場所だったりしたらどうなるでしょうか?

 

『歩くこと』しかしらない生徒ならばひたすら歩いて行こうとするかもしれません。

しかし、目的地が遠ければ、そこまでたどり着くのにかなりの体力を必要とするでしょ

う。遠ければ遠いほど途中で迷子になってたどり着けなくなる確率も上がります。

 

JR、地下鉄、バスの乗り方を知っている生徒ならば目的地が遠くてもこれらを利用する

でしょう。

とはいえ・・・・JRに乗ろうとしても、一番近くの駅は?

駅の場所が分からなければ、それを探す力も必要になります。

駅を見つけて、実際に乗れたとしても目的地に一番近い駅にどうやって乗り継いで行くの

かを知る力がなければ、やはり目的地に着くことは出来ません。

 

何はともあれ

歩き方を理解し、歩くための体力がある。そして、交通機関の乗り方も知ったうえで

さらにそういつた力を身につけて、ようやく目的地にたどり着く、すなわち『正解』

近くの駅を探すために地図を見たり、交番で聞いたりする力。

駅の路線図を見て乗り継ぎを考える力。

こういったものが問題を『解く力』です!!

 

パターンで処理する、もしくは、パターン化して解く数学には限界があります!!

 

大学入試問題では、容赦なく、行き方の分らない、しかも道のりが複雑な目的地を指定し

てきます。

しかも、問題を作る側は、よく使われる道に”罠”まで仕掛けてきます。

 

 

問題を《解く力》・・・・・・・それは、実際に一題、一題、真剣にガチで解く!!

この徹底反復で培われていくんです!!

 

徹底反復により、体に染みついた、問題を《解く力》が、

皆さんの強靭な足腰となります。

 

 

昨日の、実力養成会通信に書いた通りです!!

 

自力で解けたから、OKと判断するのは、気持ちは分かります。

しかし、それは、あくまでも、一過性のOKでしかありません。

 

コンスタントにOKでなければ、”身に付いた”ことにはなりません。

 

 

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。