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2018
6/16

実力養成会通信 第802号 ”受験生/保護者様必見!! 大学受験トピックス”  の巻

ニュース

先日実施された『札幌市内某トップ5高の高3生PTA集会』で配布された資料より抜粋し

てます。

 

 

ここ2、3年で、

大学の勢力図が大きく変わってます!!

 

 

北大合格者の道内占有率が年々落ちているのも、この勢力図の激変によるものです。

 

 

 

①東大に多く合格者を輩出してる高校が北大に流入!!

◆北大前期合格者の道内占有率

2009年(H21) 53.9%

2012年(H25) 43.5%

2016年(H28) 40.5%

2018年(H30) 36.1%

 

◆今年の北大(東大)の合格者数・・・・明らかに本州の進学校が躍進してます!!

1位 札幌北117名(4)

2位 札幌南108名(8)

3位 札幌東79名(0)

4位 札幌西67名(2)

5位 旭川東33名(2)

6位 札幌旭丘29名(0)

12位 金沢泉丘19名(21)

14位 札幌月寒17名(0)

16位 県立浦和16名(22)

〇桐朋14名(13名)

〇沼津東14名(5名)

〇横浜翠嵐13名(13名)

〇宇都宮12名(16名)

〇日比谷12名(48名)

〇刈谷12名(8名)

〇仙台第二11名(18名)

〇芝11名(10名)

〇新潟11名(11名)

 

②私立入試は浪人生の増加で明らかに難化!!

首都圏の私立専願者は、私立大学定員絞り込みにより不合格となり、浪人している生徒が

激増。浪人生が”わんさか”いるために、今年も昨年に引き続きかなり厳しい入試になる!!

この背景には、私立大学側にとって、私立大学等経常費補助金の不交付とい死活問題と

なる厳しい現実がある。どういうことか?

ザックリ言うと・・・・私立大学側が合格辞退者を想定して、従来は定員数の何十倍の数

の生徒に合格を出してきたが、今は、それはかなりの制限というか規制がかけられてい

る!!・・・・・・A大学経済学部、センター利用定員30名に対して、入学辞退者を想定し

て350名に合格通知を出していたが、今では30名に対して50名にしか合格通知を出して

いない。・・・・・・こんな感じです!!

 

③国公立後期日程廃止の大学の増加により、私立併願者が激増!!

◆具体例で言うと、一橋大学前期受験者が後期受けるところがないから、早稲田、慶応、

明治、立教、中央(法)などの難関私立大と併願する。

◆上記事実の“玉突き現象”により、以前なら、北大受験者は、MARCH(明治、青山学

院、立教、中央、法政)をセンター利用で併願するとぼぼ合格していたが、2年前からは、

不合格となるケースが激増。併願を考えているなら圧倒的に一般入試を受験する方が可能

性が高い。すなわち、北大に合格するであろう受験生ですら、MARCHのセンター利用は

かなり厳しくなっている。

 

④国公立、一般入試からAO・推薦入試への募集人員シフト!!

東北大(文・法・理)、秋田大(理工)、筑波大(情報・図書館・医)、東京農工大(工)

大阪大(医)、大阪市立大(医)、神戸大学、佐賀大など・・・・・・

◆AO入試、推薦入試、一般入試 ⇒ 今では、3つの選抜方法は同列という感覚

◆AO入試・推薦入試は、”受かればラッキー”的な、安易な考えは全く通用しない!!

当たり前だが、真剣に特化した対策を講じなければ、相手にされない!!

◆AO入試・推薦入試へのシフトは今後も続きます。AO入試、推薦入試も選択肢の一つと

して十分考えるべきです。

そうすると・・・・・『評定』も常にケアしなければなりません。

『大学入試は内申点は関係ない!! 入試本番で何点取れるか?』なんて言うのは、

もう過去の話。

 

◆なぜ、東大をはじめとする全国の国公立の大学がこれほどまでにAO入試、推薦入試へシフトしているか?

 

《今野の個人的見解です》

人と同じであることより、人と違うことが重視される時代になってきてるからだと思い

す。

従来は、学校でも、全員が同じ答えを出すための平等な教育がなされてきました。 

『個性』というと、変わった人のことを比喩的に表現する言葉だったかもしれません。

しかし、今・・・・・周囲を見渡すと個性的な生き方をしてる人が尊重され、各企業で

『変革』だとか『イノベーション』などがキーワードとして求められてます!!

ましてや、AIの発展により、『誰にでも出来る能力』より『あなたにしか出来な

い能力』にフォーカスしていかなくてはならない時代になってきてるというか、既にそ

いう時代だからです!!

私は、このように考えています!!

この続きは、明日の通信で・・・・・・

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。