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2018
6/26

実力養成会通信 第812号 ”一生懸命に問題を解いてるのに(泣)” の巻

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教科書傍用問題集・・・・4step、サクシード、クリア、オリジナル等

これらを毎日、一生懸命に、何回も解いてるのに、成績が上がらない(泣)

もしくは、応用、発展的な問題は、いつまでたっても解けない(泣)

このような生徒って、意外と多いです。

生徒は、一生懸命に反復してるんです!!

しかし、成績は、ずっと横ばい・・・・・・・

 

原因は、どこにあるのか?

その生徒その生徒で様々な要因が考えられますが、

概して・・・・・

アタマを使った『解く』ではなく、マニュアルにそった『単純作業』をしてる。

分かりやすく言うと『手だけで解いてる(思考回路は働いてない)』という状況に陥って

る可能性が大です。

 

すなわち・・・・

問題の『解法手順』をマニュアル通り忠実に実行するんです。

なぜ、このように式変形するんだろう?

どうして、ここで、こんな事をするんだろう?

という『自問自答』はなく、機械的に、作業を忠実に実行してるだけ・・・・

 

【画像は、本文の内容とは関係ありません】

そもそも、問題を解くってことは・・・・・

以下の6つの手順というか、6つのステップを踏みます。

 

4stepであれ、大学入試問題であれみな同じです!!

 

①問題文を読む

②情報を整理する

③解き方を組み立てる(見通しを立てる)

④式で表現する

⑤計算する

⑥確認する

⑦答えをしめす

 

しかし、『手だけで解いてる』は、上の6つの手順ではないんです。

ただ、ただ、マニュアルにのっとり、忠実に単純作業を積み重ねてる・・・・

 

ですから、マニュアルにないことは、出来ない!!

問題の見た目が異なると、解けない・・・・・・

 

すべてが、”マニュアル頼み”となってしまってます・・・・・・

成績が伸びない原因は、ズバリ!!  ここにあるんです!!

 

【画像は本文の内容とは関係ありません】

 

他に考えられる要因は?・・・・・というと

①の『問題文を読む』という段階で自分流に勝手に解釈する!!

②の『情報を整理する』という段階でいきなり唐突に計算しだす!!

すなわち、問題文に書かれてある情報を整理することなく、計算を始めてしまうので、情

報が足りなくなり、行き止まる、もしくは、足りない情報を勝手に自分で補う・・・・こ

んな感じで解けない・・・・

③数学の問題は、与えられた数値情報を適切に組み合わせることによって答えまでたどり

つけるようになつてます。③の『組み立てる』ことをせずに、力任せに、ごり押しで解こ

うとするので、行き止まりになってしまいます。

これ以外でも、上の④の段階で、⑤の段階でも様々なケースが想定されます。

 

では、

マニュアルチックに、手だけで解いてる生徒に対する対応策について・・・・・

 

これを明日の通信で書かせていただきたいと思います。

 

本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。