カレーに必要な具材は、すべて、用意されてるんです!!
しかも、一つ一つ、適度な大きさに切り分けておいてくれてるんです!!
どのタイミングで、何を入れるか?・・・・等々
おいしいカレー作りのレシピがとても親切に細かく書かれてます!!
レシピ(マニュアル)にそって忠実に実行すると、
インデアンカレー顔負けのおいしいカレーになります。
誰が作っても・・・・・・・
ちなみに、このカレーは、私が作った”なんちゃってインデアンカレー”です。
しかし、
すべてが、用意された状況で、ずっとカレーを作り続けていると、
実際に、一人でスーパーに行き、材料を買いそろえ、
ゼロからカレーを作るとなると、そう簡単にはいかないでしょう・・・・・・・・
数学の問題を解くこと・・・・・
カレー作りに似てます。
以前、何度か、書かせていただきましたが・・・・・
無人島で飢えに苦しんでるヒトがいたとしましょう・・・・
かわいそうだから・・・・・・
このままだと死んでしまうから・・・・
このような”思い”で、自分で魚を釣って、この飢えに苦しんでる人にあげるんです。
一生懸命に、魚を釣って、毎日、魚をあげ続けます・・・・
自立・・・・・このような視点に立てば、
魚をあげることより、自分で魚を釣りあげれるようになることを
教えなければならないのです!!
概して・・・・・
生徒は、カレー作りのレシピを欲しがります。
生徒は、魚を釣ろうとせず、魚を欲しがります。
これでは、本質は、何も解決しません。
自立を強烈に意識した指導とは、
カレー作りのレシピは、提供しません。自分で作らせて、失敗を通して、考えさせなが
ら、自分の手でカレーを作らせます。
たとえ、どんなにお腹がすいてても、魚を差し出すことはしません。
釣り竿の作り方から指導します。
魚を釣り上げることを指導します。
『勉強の自立』ということで、上の2つケースに例えてみました。
『勉強の自立』を『子育て』に置き換えてみてください!!
子供のために・・・・・という思いが、逆に子供の成長を阻害してることに
気づきますね?
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。