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2018
8/12

実力養成会通信 第859号 ”なぜ、模試の解き直しなのか?” の巻

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道内では、一部の高校で第2回全統マーク模試が実施されています。

 

画像は2年前の第2回全統マーク模試です

 

模試を受けた後は、解き直し!!・・見直し!!

 

 

 

全国どこの予備校でも、どこの塾でも言われますね?

生徒の皆さんにとったら『耳タコ』状態ですね。

 

 

先生たちは、いつものように、解き直しをしなさい!!・・見直しだ!!・・復習だ!!

と言いますが、なぜ、解き直しなの?・・・・どうして、見直し、復習なの?・・・・

 

この部分をしっかりと納得のいく、心にストンって落ちる説明をしてくれる先生は少な

と思いませんか?

 

私は、実力養成会において、この部分は、しっかりと念入りに生徒へ説明してます!!

 

『解き直しの意義』について、講師と生徒でしっかりと共有するためです。

 

そうすることで、生徒は、“やらされてる”感ゼロ、”いやいや”感ゼロで、

しっかりと、目的意識を持って、モチベーションを高く持って、取り組みます!!

 

皆さんも、『解き直しの意義』について、自問自答してみて下さい!!

 

 

そもそも、模試の解き直しの意義は3つあります!!

 

今日は、その3つのうちの1つについて説明させてもらいます。

 

まず・・・『模試は本番の予想問題である!!』

 

 

本番の、予想問題です!!・・・・・的中もしくは、ニアピンは当然あり得ます!!

だから、当然、解き直しでしょう!!・・・・・解き直しをしないなんて、そんなの危険す

ぎると思いませんか?

自分一人が”置いてきぼり”をくらって、不合格・・・・ってこともありますからね!!

 

 

今野先生も、以前、ある予備校で模試の作成に携わらせてもらったことがあります。

 

さらには、もう、20年以上も前の話で恐縮ですが、

札幌セミナー(現札幌練成会)に勤務させてもらっていた頃、全道の中学生が受験する北海

道学力コンクールの数学も作問させてもらったことがあります。

 

 

模試を作成する側の立場から言わせてもらいます!!

 

作成する側は、『予想問題』という気持ちで作問しています。

センターの過去問を徹底的に分析して、作問に取り掛かります。

年数回の模試に関して、年度当初というか、年度スタート前の2月3月の時点で、模試の

年間出題領域をバランスよく考え、単元がかたよらないよう、慎重に考えていくんです!!

全体平均点が例年並みになるよう、難易度にもかなり気を配りながら数名のチームで作成

します・・・・・他にも、色々な作業工程が繰り広げられるんです。

 

皆さんにとっては、数ある中の模試の一つでしょう・・・・・

 

しかし、作成する側は、皆さんの想像をはるかに超える、時間とエネルギーを模試作成に

費やしてるわけです!!

 

しかも、それなりの”プロ”の先生たちが見立てた、予想問題です!!

 

解き直しがいかに重要か?・・・・・・分かっていただけましたね?

 

これ以外にも、解き直しの理由は2つありますからね。

 

 

 

ただやみくもに、解き直しをしなさい!!・・・・見直しをしなさい!!

というよりも、このように、なぜしなきゃならないのか?

何を意図して、そのような指示を出すのか?

この部分をしっかりと伝える(講師が生徒へ)事って大切だと思いませんか?

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。