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2015
10/16

実力養成会通信 第144号 ”札医・数学。合格不合格を分けているもの” の巻

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実力養成会の皆さん、保護者の皆さん、広島のY君、こんにちは。

今日は、札医の数学について、考えてみたいと思います。

 

まず、大切な基本情報から・・・・

某予備校の内部資料を見る限り、札医の場合、センターの得点と最終合格率の相関性は

なり高いです。

センター失敗 ⇒ 2次で逆転合格は、99.9%あり得ません。

 

さて、本題に戻しましょう。

毎年、必ず出題されるのが・・・・・・

「微積」「確率」「図形領域」

ここ、2、3年は、問題の質はかなり“マイルド”になりました。

それより以前は札医の数学は「難解すぎる」と、各方面からバッシングを受けてきた

と大学関係者からも聞きました。

“マイルド”になってきた反動でしょう・・・・・・・

今年の数学に限って言えば、平均点は、大幅に下がりました。

その結果、受験者全員一律に「下駄をかました」ようです・・・・・・・・

すなわち、一律に、点数を上乗せした・・・・・・・・・・・・

「見かけ上の平均点」でも、例年とそんなに変化ないようにするための措置です。

 

そもそも、大学入試は、「落とすための試験」です。

札医レベル・・・・・かなり優秀な学生が受験します・・・・・

どこで、「ふるい」にかけるか・・・・・・

それは、ズバリ・・・・・・・

 

膨大な計算量

 

です。

問題自体は、全国的な視点で見たら、”標準的” です。

「確率漸化式」の一部など、どちらかというと、「奇問」の部類に入るような出題も過去

にはありましたが、ここ最近の問題を見る限り、極めて”標準的”といえます。

 

 

合格する生徒、紙一重で不合格となる生徒・・・・・・・この両者を分けるのは

“膨大な計算量の前にもたじろがない精神的なタフネスさ”

私は、ここだと、確信しています。

 

札医受験者・・・・平均的な受験生、具体的にはセンター780点以上達成した生徒、と

なるでしょう、このような受験生であれば、相当高いレベルで、仕上げてきてます。

問題を完答するだけの、思考力・論理力は、ゆるぎないものがあるはずです。

そういった優秀な生徒をふるいにかけるために、俗に言う「ハンパない計算」を生徒に

強いるのです。

今年の札医の問題で言えば、大問1番の(3)、大問4番の(5)

昨年、2014年で言えば、大問1番の(3)、大問3番の(2)

2013年で言えば、大問3番の(3)、大問4番の(4)

などの問題を涼しい顔で解いていけるように、トレーニングを積んでおく必要がありま

す。実力養成会の札医出願予定の皆さん、大丈夫ですね。

赤本の解答、解説をなぞるだけでは、全く意味がないのもわかってますね。

自分の手で、ひたすら、計算し、「汗」をかかなきゃダメですよ。

それと、「赤本」が一通り終わった生徒に渡した、

 

「2016ズバリ予想!! 札医数学 」

 

で、札医数学対策は、完璧です!!

 

自信を持っていきましょう!!

ただし、「確率、確率漸化式」と「複素数平面」は、改めて、特訓する必要がありま

す。別の特訓プリントを用意します・・・・・

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。