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2018
10/9

実力養成会通信 第917号 ”防医・数学対策について” の巻

ニュース

実力養成会には、

防衛医科大学対策・・・経験と実績に裏打ちされた『ノウハウ』があります!!

 

全部までとはいきませんが、その一部をここで公表させていただきます!!

実力養成会の防医志望者、ならびに、全国の防医志望者で、もし、見ていただいてる方が

いれば、参考にして下さい。

 

防医数学/2012年の過去問です!!

これを35分で(今野が考える目安)解くんですよ!!

・・・・・・英国数一括で90分ですからね!!

 

35分 ÷ 15 問 = 2.33・・・・1問にかける時間、約2分20秒!!

そんなの、無理な話!!

どんだけ、しんどいか、経験済みですね!!

 

 

経験した者にしかわからない、”しんどさ” 

 

何はともあれ経験しなさい!!・・3年分です!!

 

 

中には、2~3題は、1分で解けますが、5分・・・・もしくは真面目にやれば8分かかる問

題もあるんです!!

解ける!!!・・・・解けない!!!・・・・の前に、『見極める』ことが重要になります!!

見極める目!!・・・・・・こりゃ~時間がかかる・・・とりあえずスルー!!

この判断です!!・・・・・・ここが勝負の分かれ目です!!

 

防医は、『解ける』ことも大切ですが、それ以上に必要なのは、要領の良さ!!です。

 

 

上の過去問で、具体的に説明しましょう・・・・・

 

第1問、第2問、第3問・・・・2分30秒で処理できます!!

第4問・・・・・設問の意味が、はぁっ?・・・・読み返します!!

なるほど・・・・そういうことね!!的な感じ・・・・4分で処理!!

 

第5問・・・・見通しはすぐつきます!!・・・・・がっしかし・・・・

計算に時間がかかります(泣)・・・・4分・・・・ここまでで約16分です!!

 

第5問までで、35分のうち、約半分を使い果たしてるんです!!

 

第6問・・・・これも見通しは直ぐつくけど、連立方程式の処理で時間がかかる!!

4分!!

 

第7問・・・・・時間がかかりそう・・・問答無用のスルー!!

第8問・・・・典型問題!!・・・・・分子⇒0  ってすれば解決!!    2分でOK!!

第9問・・・・絶対値の処理に時間がかかりそう!! ・・・・スルー!!

第10問・・・えっ?・・・・何言ってるんの?・・・・あっ!!・・・あのタイプね!!

総和の2乗から、2乗の和を引いて、2で割る!!・・・・4分です!!

第11問・・・・瞬殺!!・・・・ひっくり返すタイプ!!・・・・でも2分!!

 

この時点で、30分!!

 

あと4問!!

 

第12問・・・・見通しは立つが、計算に時間がかかりそう!!・・・思い切ってスルー!!

第13問・・・・えっ?・・・・重なる部分の体積?・・・そんな時間ない!!・・スルー!!

第14問・・・・言ってることが、なんか、よくわかんない!!・・・・・スルー!!

第15問・・・・楕円・・・平方完成 ⇒ 平行移動したもん ⇒ 元の楕円で面積計算!!

こりゃ・・・大丈夫!!・・・・・3分!!

 

ここで、終了~!!

実際に、35分で、ガチで解くと、こんな感じです!!

 

ちなみに、これで15問中、10問正解として、ギリギリセーフ!!

 

10問は絶対に死守!!

 

 

防医の問題の傾向として・・・・・

a、b、c、の値をそれぞれ求めなさい、ではなく、a+b+c の値を求めなさい!!

ですね・・・・・

こういった問題は、連立方程式・・・・見通しはつくが、やたら時間がかかる!!

これが、やっかいなんです!!・・・・・ポリシーを持って計算ですからね!!

実際、第5問、第6問の連立方程式は、下の画像通りです!!

さぁ~どうやって求めようかな?・・・・なんてやってる時間は一切ありません!!

見た瞬間に、連立を解く方針を決め、瞬時に取り掛かる!!・・・・いいですね!!

 

それと、体積計算・・・・・これは、だいたい、時間がかかります!!

見通しはついても、ドハマりの可能性もあります!!

勇気を持ってスルーすることを勧めます!!

上の2012年の過去問では、数列は漸化式、ひっくり返すタイプの瞬殺!!

しかし、例年、数列は、時間がかかるタイプです!!

ここも見極めが重要になってきます!!

 

その他に、問題の傾向だとか、アプローチの仕方についても、独特のものがあります。

この辺については、個別でアドバイスしていきます!!

実力養成会の持ってる『ノウハウ』は、これだけではありません!!

 

防医・・・・・時間との勝負!!・・・・・お分かりいただけましたね?

 

先日、ある防医志望者に対して、過去問を解かせました。

結果はズタボロ・・・・・。

誰でも、最初は、ズタボロです。

この“ズタボロ”感が、健全なる危機感をもたらしてくれます!!

 

『こりゃ~マズいぞ!!』

『こんなんじゃ、手も足もでない!!』

『いまのままじゃ、1次、受かる見込みゼロ!!』

 

こういった危機感が、たくましくさせてくれます!!

時間内で、10題正解にさせるために、どんな工夫が出来るのか?

こういった、問題を要領よく解くためには、どんな工夫が必要か?

時間がかかる、すぐ解ける・・・・どこで見極めるか?

 

これらは、人から教えられるもんではありません。

ギリギリの、カツカツの時間制限の中で、問題を解きながら、肌で感じ取るもんです!!

 

こういった生徒が、1次合格するのです!!

 

ラッキーで合格なんてありません。

合格するためには、それなりの理由があります、すなわち、対策をしてたからです!!

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。