さて、昨日に引き続き、社会人の再受験についてです。
抽象的な表現は、一切しません!!
『事実』をお伝えします!!
生徒は、40歳の男性の方です。
ご結婚されていて、設計事務所を経営されてました。
たまたま、奥様のご実家が開業医をされてましたが、色々な事情から、
その医院を継がなくてはならなくなりました。
そこで、ご家族、親戚一同考えに考えた末、設計事務所をたたみ、医学部を受験すること
になりました。
・・・・・・結局、2年かかりましたが、・・・・・
旭川医科大学(医学部医学科)に合格しました!!
この方は、首都圏の難関私大建築学部ご出身でした。
とはいえ、ブランクは、20年近く・・・・
全くの”ゼロスタート”でした・・・・・・・・
合格のためには、センターで何点必要か?
各科目の目標点数、2次試験の目標点数を、かなりシビア―に勘案し、そこから逆算して
プランニングしました。下が当時のこの生徒の『合格へのロードマップ』の原本です。
模試は、当時、かなり精力的に受験させてました!!
その都度、目標点突破のために・・・・・・
各科目毎に、
『何を?』
『どれだけの量を?』
『どのようなスパンで?』
『どのような頻度で?』
『定着度をみるには、どのようなチェック方法で?』
これらをとにかく、明確にさせて取り組ませました!!
とにかく、具体的に!!・・・・・・ここには徹底してこだわりました。
模試後の面談です!!・・・・・実物です!!
各科目毎に、細かく振り返って、軌道修正をかけてます!!
さて、具体的に、どんなことをやっていたか?
例えば、数学についてです!!・・・・・
ベースというか、これを”バイブル”としてとにかく、徹底的に掘り下げながら指導させて
もらいました。とにかくこの『体系教科書』が全てでした。
全国の中高一貫校のほとんどが、採択している『体系数学』です!!
普通の教科書とは異なり、効率的な学習が出来るように単元、領域ごとに体系的に編成さ
れてます!!
社会人再受験の方にとっては、最適の教科書と言えます!!
これら4冊を1年と2か月で終了させました!!
もちろん、ゴールから逆算して、進度計画を立て、それに基づき、愚直に指導を継続し
てました!!・・・・・・これが当時の”進度予定表”です!!
単元、領域によっては、中学数学の内容から入る・・・・という領域もありました。
その際は、こちらをテキストとしました。
◆これらも、中高一貫高で採択している教材です・・・・・・
再受験・・・・とにかく気持ちが前のめりになりがちになります・・・・・
私もそうですが、本人に対して、いつも”スモールステップ”で!!を言ってました。
やるべきものを最小限度にとどめ、
とにかく反復です!!・・これでもか、これでもか!!・・・というくらい反復しました。
ですから、数学で使った教材と言えば
『体系教科書』『旭医赤本』くらいです・・・・
あとは、私の方で用意してあったプリント各種くらい・・・・・
以外にも、種類は少ないと思いますが、
とにかく隅から隅まで、徹底してやりきりました!!
それと、いつも意識していたことは、『見える化』でした!!
今は、全行程のどの辺まで進んでいるのか?
残りは、どれくらいか?
進み具合をマーカー等でカラーリングして日々の進み具合を『見える化』してました!!
例えば・・・・・これが当時、使っていた『DUO』です!!
まず、”1周目”は、セクションごとにマーカーを入れ、”2周目”は、例文番号にマーカーを
入れ、”3周目”は、セクションを青ペンで丸をいれていく!!・・・・こんな感じです!!
これで、合格しました!!
実績の実力養成会です!!
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。