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2018
10/20

実力養成会通信 第928号 ”今の時期、赤本とどのように向き合うか?” の巻

ニュース

10月も後半に突入・・・・・

『そろそろ、赤本にも手をつけなければ・・・・・・』

 

このように考え、過去問にチャレンジする生徒も多いことでしょう・・・・・・

 

『あ~、むずっ!!』

『わかんない!!』

 

解答・解説を見ても???????????????

 

そこで、先生に質問!!

なんとか、“理解したつもり”

 

わからない問題が、わかったとしても、それは、その問題限定の”わかったつもり”

 

赤本を解くとき、

皆さんは、『わかったか、わからなかったか?』に意識が向きすぎです!!

皆さんを、見てると『100点満点目指してるの?』・・・・・こんな勢いです。

 

東大ですら、合格最低ラインは、55%なんです!!

北大ですら、65%なんです!!

2次試験で、あるいは、私大入試で、満点なんてのは、まず、ありえません!!

 

大学入試・・・・・それは、”ふるい” にかけるため。

 

先日、ある生徒2名に、第一志望校の赤本の問題を解かせました!!

 

本番を想定し、キッチリと制限時間を設定し、ガチで解かせました。

 

2名ともズタボロでした・・・・・

特に1名は、すっかり自信を無くして、泣いてしまいました・・・・

 

 

私が、今の時期、『ガチ』で解かせた意図は、以下の4点です。

 

①問題の傾向、難易度を肌で感じ取ってほしかったから!!

誰かから教えてもらうのではなく、自分の肌で感じ取らせたかったから。

 

②問題の解答形式(記述かマークか)に慣れて欲しかったから!!

 

③時間的な、タイトさを感じて欲しかったから!!

 

④まだまだ自分は、未熟で、発展途上という意識を持たせたかったから!!

 

⑤目指すのは、満点ではなく、合格最低点を突破することであり、そこと現状の学力と

ギャップを自分の感覚で感じ取ってほしかったから!!

 

 

実際に、過去問をガチで解いて、とても、太刀打ちできない・・・・

ショックを受ける気持ちは、痛いほどわかります!!

 

大切なことは、

過去問をガチで解くことにより、

『どんなことが、どのような形で、どこまで問われるか?』・・これが分かったんです!!

自分が今、その大学の問題レベルに対してどの位の位置にいるか、わかったんです!!

 

目指すのは、満点じゃありません!!

合格最低点です!!

 

さぁ・・・・・過去問をガチで解いたことにより、

ガチで志望校に特化した対策を練っていくんです!!

 

 

わかりましたね?

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。