学校の定期考査では、そこそこの点数は取れるけど、模試となると取れない・・・・・
このような生徒は、かなりいるのではないでしょうか?
先日、メールで、ある一般の方から、ご相談をいただきました。
このような生徒に共通して言えるコトは、
学校の定期考査では、“覚えた解法”を”再現”してる!!
ですから、『解く』ではなく、『再現してる』
このような状況に陥ってるのでは?・・・・・・・とアドバイスさせていただきました。
もちろん、『再現』といっても、全部が全部、再現とまでいかなくても、
メールを拝見する限り、このような部分が見え隠れしてました。
私は、『再現』すること・・・・否定はしません。
事実、『再現』することで点数がとれるんです。
ベースには、『点数をとりたい!!』・・・・このような純粋な思いです。
なぜ、模試でとれないのか?・・・・・ということよりも
『理解ゼロの、ゴリゴリの丸暗記』に頼らざるを得ない状況になっているということ
に、目を向け、そこから対処していく必要があるように思います。
なぜ、“再現”に頼らざるを得ないのか?
ここが、問題の本質のようです。
私は、よく『見かけの学力』と言います。
学校の定期考査のように『再現』することで、取れてしまう点数は
『見かけの点数』です。
高校の定期考査・・・・・”再現”だけで点数がとれてしまうんです!!
ですから・・・・『見かけの点数』が本人の実力と錯覚してしまいます・・・・・・
ですから、学校のテストは、取れるんだけど、模試でとれない・・・・
と思ってしまいます・・・・・
多少、辛辣な表現になりますが、
模試でとれないのは、それだけの学力しかない!!
こういうことです。
この『再現する』ことが、常態化すると、
『考える』『試行錯誤する』という部分が完全に欠落します。
修正するのに、大変な時間とエネルギーがかかります。
スキーで”変なクセ”がついてしまっている中級者・・・・・
フォームを矯正して、さらに上達させる・・・・・・・・
こういったスキー指導は、とても難しいです。
指導を受ける、本人は、アタマでは、わかっているけど、体がついていかないから。
これと同じ状況になってしまいます・・・・・・
早め早めに、手を打つことです!!
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。