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2019
3/16

実力養成会通信 第1077号 “中学ご卒業おめでとうございます!!” の巻

ニュース

実力養成会の中3生の皆さん、そして保護者の皆さん、ご卒業おめでとうございます!!

 

 

思えば、愚息も昨年、中学卒業でした。

長女は、今年、高校卒業でした。

 

 

保護者の皆様におかれましては、

お子様の立派に成長された姿に、さぞ、目頭を熱くされたと思います・・・・・・

 

幼稚園の卒園式

小学校の卒業式

そして、中学校の卒業式

 

思えば、あっという間・・・・・

楽しかったこと、苦しかったこと、これらが走馬灯のように頭の中を駆け巡ってたことで

しょう・・・・・・

 

改めまして、心より、お慶び申し上げます。

 

さて・・・・

本日の、実力養成会通信は、中3生の保護者の皆様へのメッセージという事で、書かせて

いただきます。

 

 

自制心がなく、

非行に罪悪感も持たず、

公共心に欠け、

他人の痛みを知ることの出来ない子供の一面を見るとき、

 

親として、

予備校講師として、

胸がとても痛みます。

 

 

科学技術は日進月歩、急速度で進展。

高度情報社会の今・・・・欲しい情報はリアルタイムで手に入れられます。

これらは、私たちの生活環境を大きく変えてしまいました。

また、その一方では、人の気持ちも変えてしまったように思います。

 

 

核家族化、少子高齢化が急速に進む中、

豊かな生活環境維持のため、親は外に出て働き、得た収入は、

子供の教育のために惜しみなく使う。

 

このようなご家庭がとても多いと思います。

 

小学生から塾に通わせ、一流大学、一流企業へ と願う気持ちは、親として当然のことで

しょう。

こんなありがたい、恵まれた環境の中にいる子供たちの中には、

親なのだから当然のことだと思っている子供もいるのでしょう。

 

なぜこうなってしまうんでしょう・・・・本当にやるせない気持ちになります。

 

子供云々ではなく、

それは、豊かさを求めるばかりに、耐える心、感謝できる心を育むことを

私たちが疎かにしてきた結果でしょう。

 

子供の希望と個性を育むという大義名分のもとに

自分自身で考える事を避け、甘えさせ、耐えさせることを避けてきた結果として受け止め

るべきでしょう。

 

最近、

『物事を考えることの出来ない生徒』

『自分の考え、思いをしっかりと主張できない生徒』

このような生徒が、急増しています。

 

これもまた、生徒云々ではなく、

親が、何から何まで手を差し伸べてきた結果

『親なしでは何もできない』依存的な子供にしてしまったのです。

 

私も含めて、

我々、親のすべきことは、子供の課題を肩代わりすることではなく、

子供が一人で課題を解決できるように勇気づけてあげることではないでしょうか。

 

まさしく、

『かわいい子には、旅をさせよ』

これに尽きると考えています。

 

実力養成会では、このような状況を真摯に受け止め、

まず、生徒の自立を強烈に意識した指導を展開させていただきます。

解答・解法よりも、”考え方” ”向き合い方” をメインに指導させてもらいます。

何よりも『本質追及』

そして、『凡事徹底』

 

これらを指導理念として、頑張らせていただきます。

 

これからも、何卒、宜しくお願いいたします。

 

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。