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2020
3/6

◆実力養成会通信 第1430号 ”これが、リアルな新高1生の負のループ!!”の巻

ニュース

高校入試直前期。

 

塾から配られるプリントを、ただひたすら解く!!

 

塾の先生たちは、それぞれのすべてのノウハウを惜しみなく生徒たちにそそぐ。

 

生徒たちもそれに応えるべく、死力を尽くす!!

 

本人の努力、そして塾の持つノウハウが、第一志望校合格へと導く。

 

 

やったぁ~!!

 

 

合格!!

 

 

塾では、丁寧な事に、英語、数学の

高校準備講座まで実施してくれる!!

 

これが多くの塾で実施する【高校準備講座の数学テキスト】

展開、因数分解・・・・・2次関数(入り口の”さわり”の部分)を学習する。

 

言っておくが、トップ高では、この辺の領域は、「教科書で自分でやっておきなさ

い!」というスタンスだ!

 

南、北高では、展開・因数分解は、ほとんど授業で触れない!!

 

全部、完璧に解ける、という前提で授業が進められる。

 

これが、多くの塾で実施される【高校準備講座、英語のテキスト】

5文型、基本時制、現在完了、過去完了・・・・塾では表面上をなめるように勉強する。

 

 

高校の英語の授業がスタートすると・・・・

塾でやった「高校準備講座」と高校の英語の授業のレベルの違いを実感する!!

 

ある意味、カルチャーショックを受ける。

まず、単語だ!知らない単語ばかり!

それと1回の授業でメチャクチャな量を勉強する。先生の話しを聞いてる暇はない!

とにかく、必死にノートを取るだけだ。

 

これは、実力養成会の現南高1年生、北高1年生が言ってた話だ。

 

 

さて・・・希望に胸を膨らませ、入学式を迎える!!

 

様々なイベントも落ち着く、4月中旬から本格的に授業が始まる・・・・

 

高校準備講座で勉強した内容は、1週間も持たず、あっという間に終了・・・・

 

 

 

楽しい楽しいゴールデンウィークも終わり、

 

学校の授業のペースが一気にアップする・・・・

2次関数・・・・”場合分け”・・・・・何?・・・・・わからん!!

 

【多くの生徒が、この問題で、全く分からなきなる】

塾でやる「高校準備講座」はここまではやらない。

 

この場合分けの伴う最大、最小を本質からしっかりと教えきるには、普段から高校生を

導してないと無理だ。

この問題を通して、「場合分け」の概念を構築しなくてはならないからだ。

 

ほとんどの生徒は、このタイプの問題は、パターン暗記で、乗り切ろうとするから、この

後に続く問題もパターンで解こうとする。

表面上は解ける、しかし、ここが大きな落とし穴というのは、

夏になると身をもってわかる。

 

この問題に至っては、全くわからなくなる。

だから・・・・生徒は、”ごり押しの解法暗記” でしのぐしかない・・・・・

 

英語は?というと・・・・・

 

過去完了進行形?・・・・何?・・・そんなの聞いてない!!

意思未来?・・・・・

時や条件を表す副詞節って?・・・・・

 

文の構造?

 

そんなこと・・・・知らない(泣)

 

更には、単語量の膨大さに圧倒されるだろう・・・・・

 

ましてや、中には、バンバン生徒にあてる先生もいる!!

この当てられるのが、とことこん恐怖になる・・・・・

 

 

 

この時、生徒は、まじまじと感じる!!

 

 

中学の勉強と高校の勉強の圧倒的違いを!!

 

 

でも、学校は楽しい・・・・・・

なんとか、なるさ・・・・・・・

 

 

しかし、現実は、ドンドン分からなくなる

 

 

 

中学の時のように、指示を出してくれる先生はいない。

かゆいところに手が届くように教えてくれる先生もいない!!

 

 

どうしようもなくなって、中学の時に通ってた塾の先生の所へ行く・・・

満足な解答はもらえない(塾の先生も答えられない)

塾の先生も、助けを求めに来た、元教え子に対して何とか、手を差し伸べたい・・・

しかし、高校の内容となると、そうはいかない・・・・

だから・・・塾の先生は、こういう・・・・・

『高校の勉強は、他力本願では通用しない』

 

 

気付けば、どこがわからなく、何をどうやっていいものかすらもわからなくなる。

 

 

まさに、糸の切れた凧・・・・・・

 

 

あれだけ必死になって頑張った入試直前期・・・・・

あの勉強は何だったのか?

 

全ては、指示待ちの他力本願の勉強だったことに気付くのがこの時期・・・・

 

 

自立の勉強姿勢が身に付いてないから、負のループにハマってしまう・・・・・

 

 

これが、リアルな話です。

 

 

 

東西南北、旭丘に通う高1生の皆さん、保護者の皆さん!!

 

まさに、この通りですね?

 

 

 

 

 

 

本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。