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2020
3/13

実力養成会通信 第1438号 “『中学数学』と『高校数学』の違い・・教える側から見た場合” の巻

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『中学数学』と『高校数学』は、生徒側から見ると、

質・量・レベルにわたり、圧倒的な”違い”である。

 

 

中学時代、学年1位だった生徒も、トップ高へ行き、

学校の数学についていけなくなるケースだってよくあることだ。

 

 

とは言っても、現中学生には、イメージしにくいだろう・・・・・

しかし、これがリアルな現実だ。

 

 

さて・・・・

教える側から見た『中学数学』と『高校数学』の違いについて、

私の経験談を交えながら、書かせてもらおうと思う。

 

教える側からしても、『中学数学』と『高校数学』は全くの別物だ!!

 

自分は東工大出身です。

自分は早稲田理工出身です。

自分は北大出身です。

受験生の時は、優秀だったという証にはなる。

だが、講師として、高校数学を教えるにあたり、こういったものは、全く関係ない。

 

 

かつて、私が大手の学習塾で働かせてもらってた時、

高校数学指導の責任者もさせてもらってた。

現在の高校部門は、”映像授業”を導入しているが、当時は、”生授業 “だった!!

 

私は、高校数学の講師の育成指導もしてた!!

 

中学数学でいくら優秀な講師でも、高校数学となると話は別だ。

 

 

高1、高2、高3の3年間の数学指導を一通り経験して始めて

高校数学の内容の全体がつかめる。

 

 

中1、中2、中3の数学全体像がつかめてない講師がいきなり、

 

中1生の正負の計算を教えていいのだろうか?

 

それと同じである。

 

 

具体的に言おう!!

 

 

何のための因数分解?

 

それは、今後、色々な場面で方程式を解くから!!

まぁ、方程式だけではなく、様々な場面で因数分解は登場するが、、、

 

方程式を解く際の基本動作は因数分解だ!

 

方程式と言っても・・・・・・

2次方程式

高次方程式

複素数の範囲まで広げて因数分解する2次方程式

指数・対数方程式

三角方程式

1次不定方程式

 

色々な方程式がある。

 

 

さらには・・・・・

対称式の同値変形

交代式の同値変形

これらにおいても、展開、因数分解のスキルがあってこその話だ。

 

高1生、高2生、高3生を通年指導して、初めて、因数分解が、数学のどんな領域において

根源的な作業であるかが、身を持ってわかるのだ。

 

自分が解けるということと、生徒を指導し、生徒が点数を取れるように指導するという

とは、全然違う話だ。

 

 

だから・・・・当時、社員講師であっても、一通り指導できるのは、

すなわち、お金をいただいて指導できるようになるには最低でも3年はかかった。

 

私は、当時、数学科の職員に、毎月1回、『職員試験』を課した。

各職員の高校数学の勉強を徹底させるために・・・・

職員が勉強するためのマニュアルビデオも作成した!!

 

 

科目会と称して、高校数学の模擬授業もやった・・・・・・

 

 

本気で高校数学の勉強に取り組み、

本気で教材研究し、

本気で高校数学をやりたい・・・・・

そんな職員でないと、高校数学は担当させなかった。

 

少しは、分かっていただけただろうか・・・・・

本気で、高校数学を指導する!!

お金をいただいて、高校数学を指導する!!

 

そんな、簡単な話ではないということだ!!

 

 

 

私は、中学数学と高校数学は、全く別の科目である!!

 

しかも、簡単に誰でも担当してはいけない科目である。

 

こういうスタンスだ。

 

 

なぜ、そう思うのか?

 

 

授業を受ける生徒のことを考えればわかること!!

 

 

 

 

はぁ?

 

 

そこまで、こだわる?・・・・・・笑

 

 

 

そんな、難しく考えなくてもいいじゃん?

 

 

 

ひょっとして、そういう方もいるんだと思います。

特に若い講師の方々の中には・・・・・・・・・

 

 

考え方は、人それぞれです。

 

 

でっ・・・・・・私は、このように、徹底した”こだわり”を持ってます。

 

昔ながらの“職人”感覚でやらせてもらってます・・・・・・・

 

これからも、ずっと・・・・・・

 

 

私の目指しているもの・・・・・これだから・・・・

 

 

本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。