塾講師が生徒に向けて出す”学習指示”
この”学習指示”に
指示を出す講師の”力量” ”真剣度”が現れるというものだ。
あるトップ高の学年通信の一部だ!!
『音読は、こうしなさい』という指示だ!!
指示の内容がとても具体的でわかりやすい!!
音読について
①~⑤まで、細かく、具体的に示されている!!
これが、『学習指示』というものだ!!
では・・・・
こういったのは、どうだろうか?
保護者の皆さんは、どう感じますか?
『夏休みは○〇の意識を高めましょう』
『夏休みは〇〇を掘り下げましょう』
『夏休みは〇〇の精度を高めましょう』
『優先順位を間違えないよう気をつけましょう』
『早めの行動をお願いします』
『~~~な夏を目指しましょう』
ほとんどの方は、こう思ったはずです!!
⇒ なんか具体的でない!! 生徒に言葉の真意がつたわるの?
⇒ 語尾がユルユル・・・生徒に本気でやらせる気があるの?
本当に、生徒に、そのようにさせたいのであれば、
指示する側は、より具体的に、より強力に指示する!!
このように、こうしなさい!!
講師が生徒に対して、どういう学習指示を出してるか?
また、それに対して、どのようなチェックをしてるか?
それを見たら、その講師の”力量”およびは”真剣度”が一瞬にしてわかるものだ。
学習指示に、具体性のかけるものは、講師の”自己満足”でしかない。
自分の指示の出し方がゆるいから生徒がしっかりとやらない(やれない)
にもかかわらず、やらない生徒を叱責するダメダメな講師の典型だ。
生徒の皆さん!!
保護者の皆さん!!
学習指示の出し方で、わかってしまう・・・お分かりいただけましたね?
私は、大手の学習塾で新入社員、中堅社員を育成指導させてもらってきた。
特に、経験年数10年から20年くらいの中堅社員が、
学習指示の出し方がズサンになる。
”慣れ”から来る”手抜き”だ。
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。