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2020
8/9

実力養成会通信 第1584号 ”これが学習指示というものだ” の巻

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塾講師が生徒に向けて出す”学習指示”

 

この”学習指示”

指示を出す講師の”力量” ”真剣度”が現れるというものだ。

 

 

 

あるトップ高の学年通信の一部だ!!

 

『音読は、こうしなさい』という指示だ!!

 

 

指示の内容がとても具体的でわかりやすい!!

 

 

音読について

①~⑤まで、細かく、具体的に示されている!!

 

 

これが、『学習指示』というものだ!!

 

 

 

では・・・・

こういったのは、どうだろうか?

保護者の皆さんは、どう感じますか?

 

『夏休みは○〇の意識を高めましょう』

『夏休みは〇〇を掘り下げましょう』

『夏休みは〇〇の精度を高めましょう』

『優先順位を間違えないよう気をつけましょう』

『早めの行動をお願いします』

『~~~な夏を目指しましょう』

 

ほとんどの方は、こう思ったはずです!!

⇒ なんか具体的でない!! 生徒に言葉の真意がつたわるの?

⇒ 語尾がユルユル・・・生徒に本気でやらせる気があるの?

 

 

 

本当に、生徒に、そのようにさせたいのであれば、

指示する側は、より具体的に、より強力に指示する!!

 

このように、こうしなさい!!

 

 

講師が生徒に対して、どういう学習指示を出してるか?

また、それに対して、どのようなチェックをしてるか?

 

それを見たら、その講師の”力量”およびは”真剣度”が一瞬にしてわかるものだ。

 

 

学習指示に、具体性のかけるものは、講師の”自己満足”でしかない。

 

自分の指示の出し方がゆるいから生徒がしっかりとやらない(やれない)

にもかかわらず、やらない生徒を叱責するダメダメな講師の典型だ。

 

 

生徒の皆さん!!

保護者の皆さん!!

 

学習指示の出し方で、わかってしまう・・・お分かりいただけましたね?

 

 

私は、大手の学習塾で新入社員、中堅社員を育成指導させてもらってきた。

 

特に、経験年数10年から20年くらいの中堅社員が、

学習指示の出し方がズサンになる。

 

”慣れ”から来る”手抜き”だ。

 

 

 

本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。