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2020
8/8

実力養成会通信 第1583号 ”札幌南、高2生指導例” の巻

ニュース

札幌南高2生だ。

 

いつものルーティン、ドラゴンイングリッシュの書き取りテストで授業開始!!

今年2月から、やり始めたドラゴンイングリッシュ・・・・

気付けば、既に2周目!!

次回からは3周目に突入する!!

高2のこの時期で、3周目に突入・・・凄まじい、これもコロナのおかげだ。

 

札幌南高2年生数学、微分まで学習済み。

 

夏休み明けは、積分からだ・・・

その後は、いよいよ数Ⅲに突入する!!

とはいえ、【関数】のみをやって、その後はいよいよ【練磨】だ。

 

この日は、積分の基本概念を指導した。

教科書では、積分の”とっかかり”は【微分の逆操作】だ。

たしかに、”とっかかり”は、これで良い。

 

しかし・・・ずっ~とそういう立ち位置で積分を学習していくと、

どうしても無味乾燥な計算に終始する。

 

高校数学の微積分は、大雑把にいえば、直感を当てにせざるを得ない。

 

なぜならば、

積分とは何か?

連続とは何か?

微分可能とは何か?

などのように・・・・

定義や定理を厳密に用意すればするほど、

論理の展開がち密になり、

理解するのが難しくなり、

学習意欲を失いかねないからだ。

 

だから、教科書は、ある程度”直感”に委ねることになる。

【微分の逆操作】というように・・・・・。

 

いわゆる”こまかし”の手段をとらざるをえないのである。

”ごまかし”のない微積分は難しい。

しかし、私は、直感をアテにしないで根本的な追及をしてる。

 

生徒に、論理の積み重ねの美しさとその威力を伝えたいからだ。

 

それを知ることで、微積の理論体系の筋道が浮き出されるからだ。

 

 

 

本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。