道内の7割近い高校は、この土日で
河合第2回全統マークを実施した。
まだ、これからと言うところも、もちろんある!!
今日のテーマは、
『模試とどう向き合うのか?』
マーク模試・・・・・
それは、『入試の出題形式・傾向を知る』ためのものだ。
そして『自分の実力(入試本番レベルとのギャップ)を知る』ためのものでもある。
さらには・・・・
志望校の判定や成績表のデータを学習に活かすことが出来る。
【模試の効果的な復習方法について】
先輩たちが実践してきた中で一番多かったのは、『解き直しノート』だ。
科目毎にノートをつくり、模試のコピーを八手間違えた理由と次に間違えないための知識
をメモにしてそれを模試ごとに見直して復習するというものだ。
とにかく、間違えた原因だ!!
ノート、もしくは、今、流行りの”アプリ”にしっかり整理すること。
正解しても不安な問題、別解のある問題についてもしっかりと解き直し、見直しを実行す
ること。
【志望校の判定について】
志望校の判定には一喜一憂しないこと。
もちろん、君たちの気持ちは分かる!!
しかし、もっと大切なことは、復習を徹底し、入試本番までに実力を上げていく!!
ココだ!!
具体的には、各設問の得点、正答率、平均点などから自分の弱点を分析することだ!!
今後の学習に反映させること。
以前、どこかのサイトで、
突き抜けたA判定以外は、BもCもDもEもみな誤差のようなものだ・・・というのを見
たことがある。こんなのは、何もわかってない無責任な大人の発言だ。
何の根拠もない!!
こんな感覚でいたら、とんでもないことになる(笑)
君たちは、判定は、判定として真摯に受け止めること。
仮に志望校判定が、D、Eであっても、
それは、現時点での【参考値】だ。
志望校確定の検討材料とするのは、あくまでも10~11月の模試だ。
1月以降の入試本番の段階で、最終的に合格力がついてればよいのだ!!
君たちは、努力しただけ、右肩上がりに学力、点数が伸びていく、
このように考えてはいないだろうか?
勉強したことが身に付き、実際に”答案作力”として使いこなせるまでには、ある程度の時
間がかかる。
思うように模試の結果が出ないから、焦る、不安になる・・・気持ちは分かるが、
いったん理解が進まると、そこから飛躍的、加速度的に学力、得点は伸びていく!!
この道、40年の模試を知り尽くした私のコメントだ!!
話をまとめよう!!
①模試では合格判定より弱点を把握することが大事。
②模試は最適な教材だ。復習してこそ意味がある。
③模試の成績表の設問別得点表に注目し、学習戦略につなげる。
④答案を見直し、誤答パターンを知る。
実は・・・・・以前、私がある大手予備校で働かせてもらってた時、
こういうフレーズをよく耳にした・・・・
♪ 模試、模試、噛めよ、噛め3回 ♪
模試の解き直しは・・・・
①受験直後
②成績表返却時
③2か月後
この3回解くのが鉄則というものだ。
本日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。