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2020
8/19

◆実力養成会通信 第1594号 ”教えすぎ、喋りすぎが生徒を他力本願にする!!”の巻

ニュース

こういったケースの相談の電話をよく受ける。

 

 

塾(個別)の先生は、親切に、丁寧に教えてくれる。

塾は楽しい・・・

 

でも、成績は一向に上がらない。

 

具体的に言えば、

初見の問題は、ほとんど解けない・・・・

模試となると解ける気がしない・・・・・・・

 

 

こういうケースでは・・・まず間違いなく、塾の先生が”教え過ぎ” ”しゃべり過ぎ”。

 

 

よく言えば、手取り足取り、かゆいところに手が届く指導をしてくれてる。

 

悪く言えば、生徒をお客さん状態にさせてしまってる。

 

すなわち・・・・生徒は、聞くだけ、うなづくだけ、

先生の言うとおりに問題を解くだけ・・・・

 

 

生徒が『わからない』『びみょう』と言うと、先生は、これでもか、これでもかと

かみ砕き、さらにかみ砕き、丁寧に教えてくれる・・・・

 

皮肉なことに

生徒は、自分で考える事をしなくなる。

分からないことはすべて、先生が提示してくれる・・・・

 

 

問題を解く際にも、

設問を更にわかりやすく説明してくれ、細かなヒントまを出してくれる・・・・・

まさに、いたれり、つくせり・・・・

 

生徒は、知らず知らずのうちに、ドンドン他力本願になっていく・・・・・

 

 

一度、この”他力本願”状態になってしまうと、程度にもよるが、

その矯正は、学年があがるにつけ、かなり厳しくなる。

 

 

中学時代、成績が優秀で

その塾の自慢の生徒であっても、

高校に進み、失速する生徒は数多い。

 

こういった生徒は、例外なく、このタイプだ。

 

 

 

 

本日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。