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2020
9/25

実力養成会通信 第1630号 ”数学記述式答案について考える” の巻

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国公立2次試験、難関私大で課せられる記述式問題。

 

答案をまとめる技術の差が、そのまま得点差となって現れる。

 

記述答案作成能力・・・・・やったからすぐ身に付くというモノではない!!

 

今の時期から、じっくりと腰を据えて、トレーニングし、本番までに、

完全に自分のモノとしなければならない!!

 

 

ここで、しっかりと意識して欲しいことがある!!

 

記述答案をしっかりと指導できる先生は、そう多くない!!

各高校でも記述答案指導をする先生は、限られてるはずだ。

 

“変な先生”の指導を受けると、かえって、逆効果になる!!

 

君たちの”先生の見極める目”も必要と言うことだ!!

 

 

 

【事例1】

本人は、記述答案のつもりで書いたがこれは、”記述答案”ではないっ!!

単なる”計算用紙に書いた下書き”・・・・・これでは、全く話にならない!!

 

 

【事例2】

コンパクトにまとめた答案といえる。

一見、数式の羅列のみ・・・このように見えるが、図が決定的な仕事をしてくれてる。

この図が採点者の目に飛び込み、生徒本人の思考回路がこの図から読み取れる。

欲を言えば、数式と数式のつながりを言葉で説明すべきだ。

 

 

【事例3】

ほぼ、完璧な記述答案といえるだろう。

欲を言えば、もっと丁寧に書くべき。

それと・・・計算過程は、長々と書く必要はない。極力省略して要所要所のみ。

とは言え、図、表などを用いて視覚的にこの生徒の意図が採点者にわかりやすく、採点者

へ意図を伝えようとしてるのが答案からうかがえる。

 

 

【事例4】

私が、作成した、今年の北大の問題の答案だ。

とにかく、図や表をふんだんに盛り込む!!

この答案を模範とし、2次記述答案作成練習に本格的に取り掛かっていこう!!

 

本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。