江戸時代のある剣術家の自叙伝の中に、以下の有名な一節があります。
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」
意味不明のラッキーな勝ちは、あるけど、
負けるときは、必ず、そこに明確な原因がある。
みなさんに、当てはめてみましょう・・・・
「なんだか、良くわかんないけど、模試でたまたまいい点数とれちゃった」
という”まぐれ”は、あくまでも”まぐれ” です。
理由がわからない「好結果」を信用してはいけません。
「まぐれ」をそのまま、自分の実力と過信してはいけません。
また、「過信」といえば、こんな例もあります・・・・
札医志望の生徒がいました。
マーク模試で英語は180点とりました。この生徒は言いました。
「英語は、9割とれてるから大丈夫・・・・英語は私の得意科目だから」
これは、「典型的なアウト」ですね!!
札医志望なら、1ミス、2ミス が限界でしょう・・・
にもかかわらず、9割で大丈夫・・・っていうのは、大きな勘違いです。
「自分基準」で考えるからこうなります。
このような考えをしている生徒は、180点が限界です。よくて、現状維持。
実力養成会には、札医志望者は4名います。
いいですか、皆さん、「札医合格者基準」で考えてください。
上には、上が、まだまだいる!! 自分は、まだまだ、発展途上にある。
180点じや、予選リーグ敗退。決勝トーナメントどころの話じゃない!!
このように認識しましょう。
そうすることで、まだまだ成長できます。
成長できる生徒は、自分の弱さ、自分ができていないところを認めることのできる生徒です。
成長できない生徒は、自分の弱さ、自分のできていないところを認めたがらない生徒です。
この違いは、みなさんが、考えている以上に メチャクチャ でかいんです。