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2021
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実力養成会通信 第1751号 ”受験生必見!!国公立2次記述答案作成術” の巻

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企業秘密にかかわる部分なので、すべてという訳には、いきませんが、

ある程度は、出し惜しみせず、お伝えしましょう!!

 

まず、国公立大学、数学2次試験の答案ですが、

基本的に、どこの大学でも、大問ごと一人の教官が受験生全員の答案を採点します。

 

例えば、北大で話しましょう

理系数学大問5番であれば、作問担当者(教授もしくは准教)及びその”とりまき”が

大問5番のすべての採点を行います。

 

すなわち、一人の教官が、受験生全員分およそ5000枚の採点をします!!

そのあと、違う教官が、一人で全答案をチェックします。

チェックは、2重、3重に超厳格に行われます。

採点は、事務方の徹底した管理の下、某教室で終日・・・・5日間かけて行われます。

 

 

最終的な数学の得点については、

事務方が大問ごとの答案をひとまとめにし、点数を計算します。

ここでも、また、2重、3重のチェックが行われます。

 

皆さんの想像を絶するくらいのこれでもかっ!!というくらいの厳格な管理の下、

公正、公平な採点業務が実施されてるんです!!

 

 

と、いうことを踏まえ・・・

どういう答案を書かなければならないのか?

 

 

スキのない合格答案作成術①

『ゆえに』『つまり』『したがって』『一方』『また』『さらに』

これらの接続詞を活用して、論証の流れを明確にすること!!

 

 

スキのない合格答案作成術②

『①、②よりyを消去して、次の式を得る』

『①を条件式に代入して・・・』

などのように”作業手順” ”作業内容” が見える答案作りをする。

 

 

スキのない合格答案作成塾③

なんの脈絡のない計算式の羅列は、まったくもって意味がない!!

しっかりと”方針を明示する”ことで、仮に計算が間違っていても、しっかりと部分点を

けずり取ることが出来る!!

いかに部分点を削り取るか?

それは、この”方針の明示”の仕方次第ということ。

 

《しっかりと部分点をゲットできる”方針明示”の具体例その1》

0<χ<1 の範囲において、曲線 y=f(χ) と直線 y=πa のグラフの上下関係が 入れ替

わるための条件が、求めるものとなる。

そこで、曲線 y=f(χ) のグラフを考える。

 

《しっかりと部分点をゲットできる”方針明示”の具体例その2》

よって、f'(χ)の符号変化は、分子の符号変化に一致するので、

分子をg(χ)とおき、g(χ)が符号変化を起こすための条件を考える。

 

 

スキのない答案作成術④

単純な式変形は極力、省略するコト!!

ただし、同値性が崩れる式変形については、

しっかりと明示するコト!!

具体的には、

χ≧0の下で、両辺を2乗すると・・・・

など。

 

 

他に、メッチャ重要で、”決定的” となるものがありますが、

それは、あえて、割愛させてもらいます!!

 

生徒へ個別で伝えていきます!!

 

 

 

本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。