改めて問題を確認しよう!!
この名大の過去問・・・・北大の標準的問題よりも、難易度は高い。
本問は、pn,qn,rnの連立漸化式となり、かなり複雑に入り組んでいる。
そもそも、確率漸化式は、
漸化式を立式する←確率の知識
漸化式を解く←数列の知識
この2つの知識、能力を身に付けることで、初めて正答に至る。
結論から先に言うと・・・・
『状況の把握』だ
問題の内容、条件、システムを完全に把握してから問題を解かないと・・・
途中で自分が、何をやり、どこへ進もうとしているのかが、
わからなくなってしまう!!
前回、紹介させてもらった生徒2名の答案からわかることは、
問題の状況を、キッチリと把握せず、
すぐさま、問題に”がっついた”ことにより、
途中で、自滅したと言える。
『状況の把握』のためには、全体像の把握。
本問で言えば、ズバリ、こういうことだ!!
とにかく・・・・いきなり、問題にがっつくのではなく、
状況把握、すなわち、全体像というか、問題の枠組み全体の詳細を明確にする!!
これが・・・・北大・札医の確率漸化式、攻略の最大のポイントだ!!
状況把握 ⇒ 確率推移図 ⇒ 漸化式立式
これが、必勝パターンだ!!
そのために、『図』『表』をいかんなく活用するという事!!
本日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。