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2021
2/15

実力養成会通信 第1768号 ”北大・札医頻出『確率漸化式』を考える②” の巻

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改めて問題を確認しよう!!

この名大の過去問・・・・北大の標準的問題よりも、難易度は高い。

本問は、pn,qn,rnの連立漸化式となり、かなり複雑に入り組んでいる。

 

そもそも、確率漸化式は、

漸化式を立式する←確率の知識

漸化式を解く←数列の知識

この2つの知識、能力を身に付けることで、初めて正答に至る。

 

 

結論から先に言うと・・・・

 

『状況の把握』だ

 

問題の内容、条件、システムを完全に把握してから問題を解かないと・・・

途中で自分が、何をやり、どこへ進もうとしているのかが、

わからなくなってしまう!!

 

前回、紹介させてもらった生徒2名の答案からわかることは、

問題の状況を、キッチリと把握せず、

すぐさま、問題に”がっついた”ことにより、

 

途中で、自滅したと言える。

 

 

『状況の把握』のためには、全体像の把握。

本問で言えば、ズバリ、こういうことだ!!

とにかく・・・・いきなり、問題にがっつくのではなく、

状況把握、すなわち、全体像というか、問題の枠組み全体の詳細を明確にする!!

これが・・・・北大・札医の確率漸化式、攻略の最大のポイントだ!!

 

状況把握 ⇒ 確率推移図 ⇒ 漸化式立式

これが、必勝パターンだ!!

そのために、『図』『表』をいかんなく活用するという事!!

 

 

本日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。