今となれば、小学校から英語がスタートしますが、
つい最近までは、中学校で初めて英語に接するのが普通でした。
アルファベット26文字を覚えるところから学習が始まります。
その後・・・・・現在形、進行形に受動態、その後、五文型に仮定法などなど・・・
次々に文法を学習していきます。
同時に、単語も大量に覚えていかなければなりません。
でっ・・・・結局は、これらの知識を総動員して、英文和訳、和文英訳を行う!!
要は、この繰り返しです。
極論すると、日本の英語教育は、この英文和訳と和文英訳を中心に展開されてます。
すなわち・・・・
私たちが学校で学んできた英語とは、英語を英語のまま理解することではなく、
英語を日本語に訳す技術と日本語を英語に訳す技術のことなんです。
学校では、これを『英語』と呼んでいます。
したがって・・・・
私たちは、無意識のうちに学校で『英語』を勉強しているつもりになっていましたが、
実は、英語自体を身につける授業は行われてなく、
英語を日本語に訳す翻訳の技術と、
日本語を英語に書き換える英作の技術、
そしてその実戦練習をさせられてきたのです。
例えば・・・・英文の読解力と言っても、
私たちは、英語を英語のまま理解する能力を身につけていないので、
『語彙力』と『文法力』を持って、日本語に訳し、
英文を和文として理解する、日本語の『読解力』を使って、
英文だった文章を理解してるわけです。
何が言いたいかというと・・・・
このような『英語』勉強していても、
英会話は出来ないし、
読んでもわからない、
ただ・・・
訳すことは、どうにか出来る程度の英語力しか身に付かないのです。
そして・・・・このような、英語の勉強法の先に、『大学受験』が
待ち構えてます。
すなわち・・・・学校英語 = 受験英語 と言うことです。
このように・・・
日本では、『受験英語』を勉強するのが当たり前。
企業の海外進出や情報の国際化が進む中、
今後、今まで以上に英語が必要になります。
全国の私大の大半が、”英語外部検定利用”を導入してる通りです。
今や、
英語は、私には関係ない!!
このように言い切れる幸運な人はドンドン少なくなっていきます。
こういう大きな社会変化の中で、
従来の『受験英語』から脱却し『使える英語』へシフトしたのが、
共通テスト『リーディング』と『リスニング』ということです。
賛否両論色々ありますが・・・・・・
でっ・・・・この【リーディング】【リスニング】に対し、元も効果的な
対応策・・・・・・それが音読です。
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。