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2021
4/6

実力養成会通信 第1819号 ”過去形の本質” の巻

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今日は・・・・・《過去形の本質》についてです。

 

実は・・・ネイティブは

過去形 = 過去の事

という感覚で、過去形を使っているわけではない!!

 

『過去形』とは、日本人のつけたネーミングであって、

“日本語”でみた時・・・・

結果として『過去』のことを表現するケースが多い!!こういうことだ。

 

 

ネイティブは、ネイティブなりの“独特のニュアンス”をもって

この『過去形』と言われる表現方法を用いてる。

 

 

では・・・・”独特のニュアンス”とは?

 

日本語を流暢に話すネイティブの知人(オーストラリア人)から聞いた話だ。

 

ネイティブが過去形を使う時・・・・

 

“現実”と切り離された別の話。

“現実”から遠く離れてる別の話。

 

つまり・・・・

過ぎ去った遠くの出来事から生まれる“現実との距離感”

これが、ネイティブの過去形に対するイメージだ。

 

 

過去形 =  現実との距離感

 

ここが核心だ。

 

このニュアンスが理解で来たら・・・・

『現在完了』との大きな違いも納得いくのではないだろうか?

 

そうすると・・・・

『仮定法過去』も理にかなった普通の表現ということに気付くだろう。

 

 

さらには・・・・

Could you move over a little ?     (DUO .No.20より)

 

おなじみの丁寧な依頼を表す文ですね。

can  ⇒ could

これにより、“一歩引いた” (距離感) 丁寧さが表されてる・・・・こういうことです。

 

 

 

 

本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。