今日は・・・・・《過去形の本質》についてです。
実は・・・ネイティブは
過去形 = 過去の事
という感覚で、過去形を使っているわけではない!!
『過去形』とは、日本人のつけたネーミングであって、
“日本語”でみた時・・・・
結果として『過去』のことを表現するケースが多い!!こういうことだ。
ネイティブは、ネイティブなりの“独特のニュアンス”をもって
この『過去形』と言われる表現方法を用いてる。
では・・・・”独特のニュアンス”とは?
日本語を流暢に話すネイティブの知人(オーストラリア人)から聞いた話だ。
ネイティブが過去形を使う時・・・・
“現実”と切り離された別の話。
“現実”から遠く離れてる別の話。
つまり・・・・
過ぎ去った遠くの出来事から生まれる“現実との距離感”
これが、ネイティブの過去形に対するイメージだ。
過去形 = 現実との距離感
ここが核心だ。
このニュアンスが理解で来たら・・・・
『現在完了』との大きな違いも納得いくのではないだろうか?
そうすると・・・・
『仮定法過去』も理にかなった普通の表現ということに気付くだろう。
さらには・・・・
Could you move over a little ? (DUO .No.20より)
おなじみの丁寧な依頼を表す文ですね。
can ⇒ could
これにより、“一歩引いた” (距離感) 丁寧さが表されてる・・・・こういうことです。
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。