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2021
4/23

実力養成会通信 第1833号 ”近くて、遠い北大” の巻

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実は、昨年の、秋、北大の教職員(事務方)は、

市内はもとより、道内各地方の進学校に、高校営業をかけてた。

 

この話は、昨年の段階から、耳にしてたが、

公表すべきことではない・・・・このように聞いてたので、

ブログで取り上げる事は、控えてた・・・・

しかし、今朝の道新にこのことが紹介されていたので、

こうやって、書くこととした。

 

旧帝の一角をなす北大が、道内の学生を確保するために、

道内各地に営業活動をかけるのは、きわめて異例だ。

 

北大としても、道内生占有率が年々低くなっていることに関しては、

アタマを抱えているのも事実だ。

 

高校営業の目的は、

北大が、今年度から新しく導入する『フロンティア入試』の周知だ。

この『フロンティア入試』は、分かりやすく言うと、旧AO入試の進化版だ。

 

従来の旧AO入試枠54名から144名に拡大し、道内地方に埋もれた優秀な生徒を掘り起こ

し、地域活性化に寄与する人材を育てたい・・・・このような趣旨だ。

 

フロンティア入試の導入により、

北大道内生占有率が、吉とでるか、凶とでるかは、ふたを開けてみないとわからない。

 

フロンティア入試枠、54名⇒144名 に拡大することにより、当然、一般入試枠は大幅

に縮小される・・・・・

 

確かに、北大の難易度は、20年前と比べ、間違いなく上がっている。

北大のある教授の話によると、20年前の学生が今の北大の入試を受けたら、

3分の1は、間違いなく不合格だろうと言っていた。

 

20年前と何が違うのか?

この教授が、おっしゃるのには、

関西、中部出身の超優秀な学生が大幅に増えた!!

こういうことらしい。

 

現に、愚息もこの春から北大に通わせてもらっているが、

話を聞けば、周りは、道外生ばかりだ。

 

 

我々道民にとって、

今まで以上、近くて遠い北大となっていくのだろうか?

 

 

本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。