以下の3点は、高校へ進学し、一気に数学が失速する生徒の典型です。
①ただ漠然と問題を解いている
②たくさんの問題を解いたことに満足してる
③数学の公式、パターン学習メインの暗記学習になっている
皮肉にも・・・・中学時代・・・塾の先生から「学校ワークやれっ!!」
と呪文のように、言われ続けてきたことによる、弊害です。
わからなければ、塾の先生が手取り足取り、教えてくれる・・・
こういう時は、こうやれ!!
こう聞かれたら、こうやれ!!
と叩き込まれる・・・・・・・・・
高校へ進学し、こういった『負のスパイラル』にドハマりし、
そこから脱出するためには・・・・・・
★自分のアタマで考える癖をつける!!
★とにかく自分の言葉で解答を作る!!・・・正解に至らなくても大丈夫!!
この2点に集約されます。
本日は、本科生の指導例をご紹介させていただきます。
特に・・・・正解に至らなくても『自分の言葉で解答を作る』とは、
どんなことを言うのか?
参考にして下さい・・・・
さて・・・・この日のテーマは、
『(1)の結果をどのようにして(2)へ橋渡しするか?』
要は・・・・・“ずる賢さ” ”したたかさ” を持って、問題と対峙しよう!!
こういうことです。
難関大2次数学・・・・
いつも、書いてることですが、大問は、ひとつのストーリーとなっています。
この日、取り上げた問題は、名大の過去問です。
これが、生徒の答案です。
(1)の結果を(2)へ橋渡しできませんでした・・・・
どのように”橋渡し”をするのか?
どうやって、”便乗”するのか?
ポイントを伝えたら、この通り!!
たとえ・・・・正解に至らなくとも”自分の言葉で解答を作る”・・・・・
何が分からなかったのか? がハッキリする。
分からなかったことが深く理解できる。
こういった経験を積むことで、自分で考える力がついていくのです・・・・・
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。