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2021
11/27

◇実力養成会通信 第2034号 ”the を使わない最上級” の巻

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我々は、中学英語で『最上級には the をつける』と習いました。

 

しかし、高校英語で、最上級であってもthe をつけないケースも勉強しましたね。

 

例えば・・・・・・

 

Mt.Fuji is highest at this point.

 

This lake is deepest at this point.

 

He is happiest when dancing.

 

これらの最上級にthe をつけたら『✖』になりますね。

 

 

では、なぜ「✖」なんでしょう?

 

 

 

そこには、明確な理由があります!!

 

 

 

“チャート”では『同一人物(モノ)についての最上級』(補語として用いる場合)はtheをつけ

ない・・・・すなわち、the をつけないケースのみが説明されてます。

なぜなのか?  この部分は、説明されてません(泣)

 

“フォレスト”では

同一の人や物事に関する事柄を比較して~~という説明です。

なぜ、the をつけないのか?・・・・釈然としない説明ですね・・・・・

 

チャート、フォレスト、共通して、the をつけないケースの説明のみで、

なぜ、こういうケースでは、the が使えなくなるのか?

 

この部分に対しての明確な”アンサー”は書かれてません!!

 

 

本質は、ココなんです!!

 

 

そもそも・・・・最上級は『2位や3位ではなく、1位ですよ!!』という限定の気持ち

表現したものです。

 

例えば・・・・

 

He is the tallest of the three.  と言えば・・・・・

 

その3人の中で一番高いヒト(he)を切り離して、取り出す感覚なんです。

ですから・・・・the を使うわけです。

 

“the +最上級” においては、「主語」を「他者」から切り離したうえで「一番」だと主

してるんです!!

 

ですから・・・・

「他のヒトじゃなくて、主語であるアンタがイチバン!!」という意味で、

限定のthe を使ってるってコトです!!

 

 

つまり・・・限定の「the」 

 

 

ですから・・・・

逆に言えば、「主語」を「他者」から”切り離していない”文なら、

当然ながら、the をつける必要がなくなります!!

 

 

納得いきますね ?

 

 

 

まさに、腑に落ちましたね?

 

 

 

英語には、このように、理路整然としたルールが存在します!!

 

理屈がわかれば、理解が伴います!!

 

ルールを深く学べば、学ぶほど、

英語は、もっと、もっと、おもしろくなるはずです!!

 

 

 

本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。