学校推薦型選抜/公募制 に出願する受験生の大半は、
この夏休みに『志望理由書』を書きあげなくてはならないことでしょう。
昨日も、ある生徒に
『志望理由書』書く上での留意事項について、指導させていただきました。
2020年までは『推薦入試』『AO入試』の名称で実施され、
入試改革に伴って『学校推薦型選抜』『総合型選抜』と改称されました。
学力試験を必要としない形式も多く、また一般選抜と比べ早期に合格を確保できるという
魅力で年々志願者が爆増してます。
現在では、私立大学においては、一般選抜合格者の人数を上回っており、
多くの受験生が『学校推薦型選抜(公募制・指定校制)』あるいは『総合型選抜』を
視野に入れてます。
実力養成会でも、このような生徒が3名います!!
このような生徒の皆さんは、
『志望理由書』と、どう向き合うか?
私の”手の内”の一部をオープンにさせていただきます。
志望理由書は、あくまでも『なぜ、その大学へ行きたいか?』
を説得力をもってまとめたものまとめたモノです。
そのなかで、いかに個性を出してこそ、
いかに、やる気を込めてこそ、
合格へ導く志望理由書となります。
私は、まず、生徒へ自由に書かせます。
なぜなら・・・
“書くコト”は、形を成さない自分の考えに”形”を構築する作業だからです。
そこから、削ぐところは削ぎ、
つぎ足すところはつぎ足し、
修正するところは修正していきます。
さて・・・・説得力のある志望理由書にするには、
何はともあれ、”構成”を考えて文章を組み立てることが必要です。
⓵意思表示
『~になりたい(したい)ので〇〇大学△△学部に進学したい』
②きっかけ
『~なりたい(したい)と思ったキッカケを自分の個人的体験に沿って書く』
③社会的意義・具体的ビジョン
将来、就きたい仕事や成し遂げたいことには社会においてどんな意味があり、どんな意
義があるのか? この部分を書く。
実は、ここが一番難しいです!!
色々と調べて書かなければならないし、知識が必要な部分です。
単なる夢や憧れだけではなく、大学で学ぶための基礎知識を学習してることをアピールし
ます。
④全体のまとめ
全体をまとめて、再度、強烈な意思表示をします。
その際に、『志望大学ならではの特徴』にも触れ、
自分の志望理由に一番沿うのが、〇〇大学△△学部であることを示す。
いくら、立派な『志望理由書』を書きあげたつもりでも、
それが本当に”合格に直結する志望理由書”になっているか?
自分で判断するのは難しいです。
誰かに添削指導をしてもらうことは不可欠です。
少しでも早く、実績のある信頼の出来る先生の添削指導を受けることです。
1回だけでは意味がありません。
複数回見てもらうことです。
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。