新学習指導要領の大改訂により、
その影響は、当然のごとく、大学入試、高校入試にも表れ始めてます・・・・
思考力、判断力、表現力の3つの力を問われる問題が全国的に激増してます。
首都圏、関西圏の中高一貫校では、3つの力を問うための今までにはない”新タイプ”の
入試形式も激増してます。
『適性検査型』『記述・論述型』『プレゼンテーション型』など多岐にわたります。
札幌圏でも間違いなく導入されることでしょう・・・
道立高校入試では、推薦制度が変更になりました。
これも大学入試における旧AO入試のミニチュア版です。
共通テストでは、もう定番となった資料を読み取るなど新学習指導要領で始まった探求学
習の影響をダイレクトに受けた問題もたくさん見られます。
この傾向は、英語、国語を中心に他教科へも広がってます。
当然ながら、高校入試もこうなりつつあります。
このたびの一連の大学入試大改革の目的は、端的に言うと
『社会に出てからも活躍できる人材を育成する』ことに尽きます。
これは、寝る時間も惜しんで勉強して受験を勝ち抜いてきた若者たちが、
実際に社会に出てみると、まるで使いモノにならないという現実の裏返しともいえるでし
ょう・・・・
繰り返しになりますが、入試改革は経団連の要請によるものです。
従来型の教育では社会、世界の急激な変化に対応できない。
そこで、一方的・受動的な学びをやめ、アクティブラーニングを導入し、
子どもたちの思考力、判断力、表現力など、多様な力を育むべきと結論付けたのです。
これからは、
『どれだけ知識を蓄積したか?』ではなく、
『得た知識をどのように活用するか?』が評価されるのです。
お子さんの通知表の”評価の観点”・・・・・大きく変わっているのに気づいてましたか?
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。