立命館慶尚祥中、SP生の指導例です。
定期テスト直前指導です。
中2生ですが、問題演習はチャート数IIBを使ってます。
既に2次方程式『解と係数の関係』(高2生内容)を勉強してます。
特にSPクラスは、学年の壁は関係無く、単元,領域ベースで深い授業をしてます。
もちろん,受ける側の生徒の能力が高いからできることです。
『一貫高の授業の進み=早い』 とイメージしがちですが、
現実はそうではありません。
特に・・・・立命館SP、北嶺、日大は、
『早い』 でなく 『深い』 です!!
いつも思うことですが・・・・・
『解と係数の関係』は、高2生(数Ⅱ)で勉強する内容なので、
“中学生にはまだ早い・・・” と大人たちは考えます。
その考えは、完全に “大人の余計なお節介” です。
この言葉の裏には、指導する側が『解と係数の関係』を十分に教えることが出来ない、
高校数学に精通してない、という指導者のスキルにも関係してます。
『解と係数の関係』は、高2(数Ⅱ)の教科書にたまたま載ってるだけの話です。
そもそも・・・・教科書は“一般的な学力の生徒”を想定して作成されたものです。
能力の高い中学生にしてみたら・・・・2次方程式を勉強していく中で、
経験的に”解と係数の関係”は見えてくるモノです。
タイミングとしては・・・・《絶妙の教え時》なのです。
2次方程式に解と係数の関係があるなら
3次方程式には、解と係数の関係は存在するのだろうか?
生徒にしてみたら,自然な発想です。
私には・・・・『 〇〇〇を勉強するには、まだ早い 』
という発想は一切ありません。
中学生に対しても『微分積分』を教えることもあります。
高校生(理系)に対しても普通に『マクローリン展開』や『フーリエ級数』も教えます。
物理指導では、微積を用いた解法も指導してます。
学年の壁なんて、関係ありません!!
必要な時に、必要以上のことを教えてこそ、
生徒は鍛えられていくのです!!
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。