昨日の『道新社説』です。
特に “学術上の新知見” というワードがとても印象的でした。
社説では、核ごみ文献調査を行った原子力発電環境整備機構(NUMO)の ”学術上の新知
見に対する姿勢” について厳しく指摘してます。
高レベル放射性廃棄物は半減期が数万年以上と非常に長く、我々人間の管理可能な時間を
はるかに超えて放射能が残るため、現在の科学技術では完全に無害化することが困難と言
われてます。
そういった理由から現在では、“地層処分”が最も現実的な選択肢とされています。
“地層処分”ですが【処分】というワードが使われてますが、
決して『処分』ではなく、実際は『隔離して安全に管理する』というスタンスです。
現在、フィンランドやスウェーデンなどで実際の処分場建設が進められてます。
愚息は、現在この『地層処分』を世界的権威の教授の下で研究してます。
秋にアメリカで開催される国際学会の論文発表のため、
毎日、実験をし、データーを収取し、論文作成をしてるようです。
これが”学術上の新知見”になるのかどうか、
様々な課題が世界的に山積してるの現状のなかで、
私には到底わからない未知の世界の話です。
とは言え、ヤツの研究が、
世のため、人のためになってくれたらこれほどうれしいことはありません。
中学、高校時代は真っ黒になってテニスに明け暮れてた愚息です・・・・・
(愚息、高2の頃・・・・見るからに西高生、笑)
今となれば、妻とともに、見守り、応援することしかできません。
他にできることがあるとしたら・・・・料理を振舞うことくらいです(笑)
と同時に、大学で自分が心の底から研究したいことに巡り合えたことは、
とてもありがたく幸せなことだと思ってます。
大学合格はゴールではありません。
人生のスタートラインに立つ!! ということ。
これこそ、生徒たちにしっかりと伝えていかなきゃならないことです!!
愚息を見てて、改めて教えられた気がします。
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。