『環境を変えたい!!』という言葉をよく耳にする。
しかし・・・・
『環境にふさわしい自分になりたい』という言葉を聞かれることは少ない。
自分が望む環境にふさわしい自分自身を作ることで
自分にふさわしい環境をさらに呼び寄せ、
友を呼び寄せ、
そして,師をも呼び寄せるのだろう・・・・・
『類は共を呼ぶ』とはこのことだ。
さて、昨日、愚息がアメリカへ向けて出発した。
ジャズと美食の街・・・・ニューオリンズだ。
しかも・・・・親はいまだかつて経験したことのない“ビジネスクラス” (笑)
宿泊先もそれなりのホテルのようだ。
まぁ、教授と2人で行くというから、それなりの待遇になるのは当然なのだが。
そもそも、5年前に合格した時、
嬉しさよりも・・・・本音を言えば
“しょせん北大までのヒト” で終わらないでくれ、という気持ちの方が強かった。
仕事柄、そういった連中を何人も見てきた!!
特に塾業界はそんなのがわんさかいる。
しかし、そんな親の心配をしり目に、
愚息はドンドン、成長、進化していったように思う。
もちろん、愚息の努力も大きかったと思うが
それプラス”環境”だ。
志の高い友人たち・・・・
そして研究室の先生たち、先輩、後輩の人たちに囲まれ、
本当に密度の濃い時間を過ごしてきたんだと思う。
友人たちは皆、礼儀正しい好感度抜群の好青年だった。
よく『環境が人を作る』と言われる。
まさに彼は、典型的な『それ』だったと思う。
高校時代もそうだった、そして大学時代も・・・・・
大学時代は、むしろ
逆に『環境』に働きかけ、自己成長していった部分が大きかったと感じてる。
入学当初、
愚息は、クルマが大好きなので、機械系、エンジンの研究開発系?
それとも、まさかの ”数学” ?
そんな感じではいた・・・・
ところがふたを開けてみると、
まさかの”量子エネルギー” (笑)
しかも・・・・
世界的権威の教授と共に国際学会に参加、発表なんて夢にも思ってなかった。
自分が心から研究したいテーマに巡り合えたのも本当に良かったと思う。
大学合格をゴールとするから“しょせん、北大までのヒト”
共通テストでそつなく点数を取り、
2次試験で数学、理科、英語、しっかりと解けるだけの器に
どれだけ知識と技術をため込んでいくか?
“器”だけでは・・・・社会に必要とされない。
社会はそれほど甘くない!!
要は、器に、何を? どれだけため込んでいくか?
そういった意味では、愚息は完全に私を超えていった!!
しかも、気持ちいいくらいに、あっと言う間に(笑)
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。