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2025
10/15

★『哀』が消えゆく時代

ブログ

先日の道新に“ズシリ”と私の心に刺さった『社説』がありました。

その書き出しは、以下の通りです。

 

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人間の感情には喜怒哀楽がある。

感情の強度で言えば、怒と喜であろろうが、

持続する深さで言えば、哀と楽といえよう。

私にはとりわけ『哀』が、人間の感情の感情の基調をなしてると思われ、

『哀』への傾斜はとりわけ日本人には顕著なのではないかと、とも思う。

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確かに、昭和の時代は

日本は元気に満ち、サラリーマンはひたすら働き、またよく遊んだと言われます。

 

しかし・・・・この活気というかバイタリティーの背景には

間違いなく『哀』が見え隠れしてたように思います。

 

先日のブログにも書かせてもらった“落ち葉焚き”にしても、

家族のだんらん、地域の人たちとのつながり・・・・

 

そして

いつもボールとバットで遊んでた道路もやがて舗装され、

車の往来で遊び場がなくなる・・・・

 

何か大事なものが失われてゆく、という気配があったように思います。

 

70年代、この『哀感』は、『昭和演歌』に代表される歌謡曲にもありました・・・・・・

 

昭和、平成、令和と時が進むにつけて、

ドンドン便利な世の中になりました。

と同時に、

社会からこの『哀』が見えなくなってきてるように感じてるのは私だけでしょうか・・・

 

 

 

本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。