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2017
2/27

『解き直し』・・・口では簡単に言うけれど。

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『先生(私です)の指示された問題をしっかりと、解き直ししているのに、どうして成績

伸びないんでしょう?』

最近、このようなメールをいただきました。

 

本人も、頑張ってます。

 

しかし、結果がなかなか伴わない・・・・・

 

このようなケースは、よくあります。

 

まず、生徒は、頑張ってるんです。

そこをしっかりと踏まえた上で、ご説明させていただきます。

問題の解き直し =     単なる手作業  に陥るケースがあります。

 

問題を解き直しすることで、『考え方』『見方』『発想』を再確認し、今後、類題を解く

ときに、これらを”流用” もしくは、少しのアレンジを加えて、解いていけるようにする

ための解き直しの指示なんです。

 

ところが生徒にとってみたら、そこまで、深く考えないで、解き方の手順のみを確認し

て、解き直し終了・・・・と安心しきってしまう場合が多いです。

この生徒を責めるということでは、一切ありません。

生徒だって、なんとかしたい!! だから、指示された問題をしっかりと解き直してるんです。

 

今までの経験から

数学⇒あらかじめ決められている解法パターンに則って数字を当てはめて計算してい

く、という習慣が染み付いてしまってるんです。私が良く言う“字づらをなぞる”

では、改善するには?

口うるさく、私が言い続けるのみです。

今まで染み付いた習慣を変えていくのは、そう簡単じゃありません。

忍耐強く、言い続けて、”流用の仕方” ”アレンジの仕方”を具体的に伝えて、その都度そ

の都度伝えていくしかありません。

 

解き直し・・・・・1回や3回じゃダメです。(当然個人差はあります)

その問題によっては、10回解き直しをして、見えてくるものもあります。

回数を重ねることで次元が変わっていきます。

 

回数を重ねた生徒がその次元にたどり着けるんです。

 

私は、そこを意図して、解き直しを指示してます。

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。