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2017
4/25

『学力低下論争』市川伸一・ちくま書房

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◆現代教育を語るうえでキーワードになった感がありりますね『学力低下論』

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そもそも、『学力低下論』の根っこは、筆者も指摘しているように、

『大学生の数学力の低下』にあります・・・・・

 

日本応用数理学会

日本数学教育学会

日本数学会

などの、偉~~い、学者さんたちが、こぞって、

新学習指導要領に対して、批判めいた声明を発表したんです・・・・

よせばいいのに、こんなこともコメントしたんです・・・・・

 

『理系大学教育の崩壊につながる』

 

これが、そもそもの始まりなんです・・・・

 

そうなると・・・・・水は、高いところから低いところへ流れるように

大学⇒高校⇒中学⇒小学校 と学力低下論争は、ドンドン その土俵を変えて白熱化してい

くわけですよ。

 

私は、学生や生徒、児童、及び保護者は被害者だと思っています。

文科省の施策を云々する気は、ありません。

文科省だって、精一杯のことは、やってるんです・・・・・

 

ただし、一般ピーポーである我々は、指をくわえて待ってるだけじゃダメってことです。

 

すべて自己責任・・・そして自己防衛

ここなんです。

 

 

筆者は、最後に

学力低下論争を今後に生かすには?

教育は、結局、誰がどう動かすか?

 

というかたちで、本書を締めくくってます。

とても興味深く、読ませてもらいました・・・・

 

しかし、現実は、というと、

結局、我々塾屋が、教育を動かしてるんです・・・・・・

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。