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2017
5/31

NHK仕事の流儀・・・からの、奈良時代の大工さんは、高級官僚だった!!

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先日の仕事の流儀・・・・数寄屋大工・升田志郎さんという方でした。

大工の神様と呼ばれている方。

精密機械を完全に超える技術・・・いや、芸術の域でしょう。

どんなに、AIの技術が進歩したとしても、彼には勝てないでしょうね。

血の通った人間の仕事です。

見てて、本当に、勉強になります。

 

さて・・・・

大工さんと言えば、今は、建設工事を請け負う”職人さん”

 

しかし、奈良時代は、今とは大きく違っていました!!

古代日本の大工は、官僚社会の一員でした。

奈良時代よりも前は、大工は、『大匠(おおきたくみ)』と呼ばれ押しも押されぬ官僚でし

た。『大匠』は、古代日本のモデルとなった中国の建設担当の役所の長官である『将作大

匠』を略したもの・・・・ということです。

奈良時代になると『大匠』から『大工』に変わったそうです。

特に、建設事業担当の役所の技術系のトップを『大工』と呼んだそうです。

奈良時代、大工の地位は、非常に高かったそうです。

平城京造営に加え、聖武天皇による大仏建立も大工の力によって成し遂げられました。

特に、大仏建立に関しては、その事業に携わったものは、最高の敬意が払われ、大工の

トップの人たちは、”従五位下”にまで昇格してます。

立派な貴族の仲間入り。

 

大工という名は、その後も中世にあっては、建設職人を束ねる立場の者に与えられる職名

となり、それがいつしか建設に携わる職人さん全般をさすようになった・・・・という話

でした。

 

出典元は、以下の本です・・・・・

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今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。