『キミは、何のために勉強するの?』
つい、先日、ある生徒に、唐突に聞いてみました・・・・・
『〇〇大学に合格したいからです』
このように返してくれました・・・・
さらに・・・
『じゃ、何のために〇〇大学行きたいの?』
『その(やりたい)職業について、何をしたいの?』
と更に突っ込んで聞くと・・・・
『・・・・・・・』
答えられない・・・・
本音で、
“生活の安定のため”
“世間体がいいから”
“親から言われたから”
だとしてもいいでしょう・・・・でも、強い動機でない・・・
『何が何でもやるっ!!』
『自分は、このために生きるっ!!』という迫力に欠ける。
私が、声を大にして言いたいこと。
漠然とした夢、憧れでは、君たちの本当の力を発揮できないよってこと。
多くの人たちが考えるゴール、すなわち、『大学合格』であったり、『資格取得』は、
実は、通過点にすぎないってこと。
目標のその先にある目的を強く意識して欲しいってこと。
例えば・・・・・
医者をやりたい・・・・って言うなら、
医療過疎の地域、特に地元の日高管内で、地域住民のためにこの命をささげたい!!
理学部へ進学し、将来高校数学教員を目指すというのなら、
高校で数学教師をやるかたわら、ボランティアで、経済的に恵まれない子供たちに無償で
数学を教え、日ごろ『日の当たらない子供たちに自分が光をあてたい!!』
資格取得にしても、同じ。社会福祉士をとって・・・
福祉施設と自治体、医療機関、ひとり暮らしの高齢者の方々との新たな連携システムを構
築したい、そのためのとっかかりとして、一人暮らしの高齢者の方へPCを無慮貸与し、
パソコンのテレビ電話を普及させ連携システムの新たな形を構築していきたい、そのため
に、自分が福祉施設、自治体、医療機関、そして一人暮らしの高齢者の方々との潤滑油と
なり縁の下の力持ちになりたい!!
このように、目標の先にある目的を強く意識してほしいのさ。
しっかりとした『志』を持っているヒトが最終的に強いのです。
そして、どんな困難にも打ち勝つんです。
先生が良く言う、『腹をくくってる人』なんです。
努力を継続していく中で、様々な困難に出くわすでしょう・・・・
真の目的を持った人たちには、こういった困難に打ち勝つパワーが宿ってるんです。
勉強する究極の目的・・・・・
強く、意識しようぜ!!
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。