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この「コラム」の中で
「発展的指導」についてお話させてもらってます。
今日は、ここをもう少し詳しくお話しさせていただきます。
大学入試問題の中には・・・・・・
大学数学で勉強するテーマを、入試問題用にアレンジして出題するケースがよくあります。
例えば、医学部でよく出題される「整数問題」・・・・
この多くは「フェルマーの小定理」をネタにして出題されます。
積分の応用では、「ベーター関数」に絡めた出題もよく目にします。
みなさんが、良く知っている面積の「1/6公式」もべーター関数の仲間と言えます。
「マクローリン展開」にしてもしかり・・・・・・・。
「関数の展開」・・・・”整関数もどき”で近似するってヤツです。
その他にも「カバリエの原理と正射影」
これら、
「フェルマーの小定理」「べーター関数」「マクローリン展開」「カバリエ」など
教科書には載ってません。
大学課程の数学ですから・・・・・・・・
教科書は「平均的な高校生を想定したもの」です。
高い志をもつ高校生とっては、「役不足」だと思います。
だから、
私は、大学課程で学習するテーマのいくつかをきっちりと生徒へ指導しています。
「発展的指導」とは、応用、発展問題を指導するということではありません。
高い志をもった生徒に対して「大学で勉強する数学」の中でも、とくに入試問題としてネ
タにされる領域を基本から正統的に指導することをいいます。
私は、直感をあまり、あてにしない、根本を追及する指導を常に大事にしてます。
だ・か・ら・・・・
大学入試問題の背景が
しっかりと見えてきます。
本日も最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。