『宮迫ですっ』の『宮』ではなく、
孝徳天皇・・・・・・難波長柄豊碕宮
天智天皇・・・・・・近江大津宮
天武天皇・・・・・・飛鳥浄御原宮
などの『宮』です・・・・・・・・
『宮』・・・・・大王(天皇)の居住スペース+政庁のみ
政庁・・・・・・政(まつりごと)を行うところ。
今でいうところの ”国会議事堂+首相官邸”って感じでしょうか。
このころはまだ、中央集権体制が確立してません。
ヤマト政権下の中央豪族は、田荘・部曲という私有地・私有民をもつ王でした。
私地私民制でした!!
その後・・・・・
藤原京
平城京
長岡京
平安京
大化の改新で、
『公地公民制』になります。
すべての土地、すべての民は、天皇のもの!!
中央豪族は、王ではなくなります。
そこで、彼らは、貴族という名の”高級官僚”として、『京』に集められそこで生活をする
ようになります。
『京』には、『宮(大内裏)』の他、貴族の邸宅、寺院、庶民の家などが集中します。
ちなみに、この『貴族』についてですが、
今風に、分かりやすく言えば、
“出世ライン”に乗ることが決まってるエリート国家公務員って感じ。
『宮』と『京』、分かりやすく言えば
『宮』は、皇居、首相官邸、国会議事堂、各省庁など首都機能が集中する”千代田区”
『京』は、東京23区、それこそズバリ”首都”です。
京都の『京』は、まさにこの『京』なんですね。
以上、日本史担当今野の “ためになるブログ”でした。
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。