農耕民族の日本人は、豊かな”実り”をもたらしてくれる根源の”太陽”のことを親しみを
もって、『お天道様』と呼んでます。
実に古代の頃から、そう呼んでたと言われてます。
(日本史資料集/山川出版より)
一昔前の子供たちは、食べ物を粗末にすると『お天道様に申し訳ない』とか親から叱られ
たり、隠れて悪さをすると『お天道様が見てるよ』と注意されたものです。
それほど、太陽は身近で親しい存在ということです。
その一方で『おかげ様(お陰様)』という言葉もありますね。
感謝の気持ちを”謙虚”に表現する言葉です。
『蔭(影)』とは、言うまでもなく、太陽の光の当たらない所のことです。
目立たない、隠れているもの(事)を指すのでしょう。
このように、自分で直接、見たり、触れたりすることは出来ないけど、自分自身の生活を
支えてくれているものに対しての感謝の言葉が『お蔭様』。
非常に、身近で心のこもった言葉だと思いませんか?
太陽に感謝。
そして、太陽が当たらない所にも感謝。
なんか、日本人って、イケてますよね?
ありとあらゆるものに感謝・・・・・・・・。
なんか、拍手したい気持ちになります。
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。