今から、およそ130年前の1886年(明治19年)に森有礼文部大臣のもとで、
『帝国大学令』という法律が制定されました。
帝国大学とは・・・・・・・
『明治維新』を通して、世界の近代国家の仲間入りを果たした日本が、
世界の中で自立して国際社会の一員としての役割を果たしていくために有能な人材を育て
るとともに各分野の研究を本格的に研究するために設置されたものです。
当然ながら、日本国中の熱い期待を一身に背負ってたわけです。
当時、大学に進学する若者の数も限られていて、進学率は1%にも満たない状況でした。
従って、大学を目指す若者の志は、そりゃ~メチャクチャ高いものでした。
ハンパないモチベーションですよ!!
当然、大学側も、確固たる信念を持ち合わせてるか?
命を懸けて勉学に取り組む覚悟が出来てるか?
当時の若者たちに厳しく問うたわけです!!
アタマが良いだけでは、入学はできません!!
それから130年が経った今・・・・・・・
全国の高校卒業者に対する大学進学率は50%をゆうに超えてます。
必ずしも、明確な目標や強い信念が伴っていなくても、現実には大学への入学ができてし
まう実態もしばしば見受けられます。
このような状況で有意義な学生生活を送り、
確かな成果を上げることができるんでしょうか?
今の、中学3年生のみなさん、そして、高校1年生の皆さん!!
安易に大学進学を考えず、将来に向けて、自分自身がいかに生きていくか?という視点
をしっかりと押さえ、めざす目標を定めて、着実な実践を積み重ねて行ってください。
実力養成会は、夢を目指して努力する君たちの背中を押し続けます。
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。