路地裏と公園から子供の姿が消え去って久しくなります。
30年ほど前までは、子供たちの自由な時間と空間は地域社会にありました。
現在では、大半の子供は自分の部屋にこもってスマホやゲームに興じています。
外遊びでの生き生きとした体験を持てない彼らは、オタク族の予備軍と化してると言って
もいいでしょう。
悩ましいことに・・・・・
現在の子供たちは、学習塾、習い事で忙しく、皆と遊べる時間が少なくなりました。
更に、スマホやゲームの方が外遊びに比べ魅力的ということもあるんでしょう。
その結果として、気の弱い子供や内気な子供にとっては、外遊びや集団の遊びは苦痛なん
でしょう。
昔は、仲間が出来なければ遊べませんでした。
だから、遊びの集団に入ろうと必死に努力しました。
そうすることで、自分を強くし、強調することを覚えていきました。
遊びは、創造力をもたらしてくれるものです。
子供は、そもそも、遊びの中で自立することを学び自主性を育てていく存在だったと思う
のです・・・・・・・・・・・
過去に
挨拶のできない生徒を担当させてもらいました。
この生徒は、受験生だというのに、努力することに背を向けて、いつも言い訳ばかりして
ました・・・・・・・この生徒にとっては悪気はないのです。
このように育てられてきたのですから。
私の力不足でした。この生徒を、いい方向へ仕向ける事は出来ませんでした。
この生徒に罪はないんです。
こういった社会的背景も原因のひとつだったんだと思ってます。
時代が変わったという事なのでしょうが、寂しい気がしてなりません。
臨時教員時代、子供たちと尻別川で川泳ぎしてた頃が懐かしいです。
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。