今日は、私の恥ずかしい話がテーマです・・・・・
『先生らしい先生』という言葉を聞いて、皆さんは、どんなイメージをされるでしょう?
あるいは、反対に『先生らしくない先生』というとどんな先生をイメージするでしょう?
私は、田舎の小学校の臨時教員として着任したばかりの頃、1年中、Tシャツに短パン、
まぁ、こんな感じですよ(おおいに、笑ってやってください) なんと32年前。
当時、よく『先生らしくない』って言われてました。
自分に浴びせられる『先生らしくない』って言葉は、むしろ『ほめ言葉』のようにも
思ってました。
でも、これは、完全に私の『独りよがり』の考えでした。
本当は、私のTシャツ、短パンの姿を見て、不安に思ったり、眉をひそめていた保護者の
方々や同僚の先生もいたはずです・・・・・・
当時、私が担任になって、がっかりした保護者の方もいたと後から聞かされました。
『外見と中身は違う』
『外見で人を判断してはいけない』と良く言われます。
それは、確かにその通りです。
そうは、言っても、もし、皆さんが病気になって病院へ行った時、医師がTシャツに短パ
ンであったら皆さんはどう思うでしょう?
『このお医者さん、本当に病気を治してくれるんだろうか?』と不安になるでしょう。
看護師さんの白衣にしても、病気のヒトにとってどれほど心のよりどころとなっているの
か、計り知れないものがあるはずです。
飛行機のパイロットやキャビンアテンダントの制服も安全に飛行機を飛ばしてくれるだろ
うという信頼の証になっています。
そう考えると・・・・・私の、Tシャツ、短パン姿は
『この先生、うちの子をしっかりと教えてくれるのだろうか?』
『こんな格好してる”若造”が、“先生” で大丈夫なのか?』
という不安を保護者の方に与えていたのです。
私の教員としての自覚が欠けてた証でもあります。
『~らしさ』・・・・それは、・・・・
信頼の証であるとともに本人の自覚と誇りの証でもあるんですよね・・・・・
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。