今から、10年前の2008年、ユーロ2008(オーストリア、スイス共同開催)でドイツは準優
勝しました。スペインが優勝した大会です。
この時、私は、初めてレーブ監督をテレビで見ました。
当時、ドイツの監督はクリンスマン(選手としての実績は申し分なし)という人からレーブ
に代わり、実績もない、カリスマ性もないレーブが監督になり、各メディアは、大丈
夫?・・・・・・という感じで、連日、矢面に立たされてました。
画像左がクリンスマン前監督、コーチ時代の若き日のレーブです!!
そんな中、決勝で負けたものの、ドイツは準優勝しました。
その時のレーブ監督の試合後のコメントに心打たれました!!
まず、優勝したスペインに最大の賛辞をおくったんです!!
そして次に、オーストリア、スイスの共同開催の大会運営スタッフに感謝のコメント!!
次に、祖国で応援するドイツ国民、サポーター、チーム関係者、選手に関する感謝のコ
メント!!・・・・・・・・そして、最後は、クリンスマン前監督への感謝のコメント!!
私は、感動しました!!
普通は、『悔しい』だとか『残念』だとか『次に向けて準備を進める』と言った内容のコ
メントになるでしょう!!
ところが、レーブ監督は、実にさわやかな表情で、スペインとスペインサポーターに最大
の賛辞をおくり、あろうことか、2008ユーロ大会運営スタッフに、素晴らしい大会を演
出してくれてありがとう!! 最高の大会でした!!・・・このようにコメントしたんです!!
これまでの山あり谷ありの人生、苦労をしてきたからこそ、このようなコメントが出来る
んだと、当時、鳥肌がたったことを鮮明に記憶してます。
この時から、私は、レーブ監督のことが大好きになりました。
このように、格好いい面とはうらはらに、かなりドジな事も結構やらかしてきてるところ
も、彼の魅力です。しかも、私と同じ年!! そりゃ~親しみを感じます!!
そんな、私が、レーブ監督なら、こうコメントするだろう・・・・
レーブ監督にこうコメントして欲しいな・・・・・・・・・・・
そんな思いをもって、この『なりきりレーブ監督』シリーズやらせてもらってま
す・・・・読んでいただいてる皆さんも、こんな”軽いノリ”で右から左へ軽く読み流して
くたせさいね!!
さあ~、そんな『なりきりレーブ監督』に次の質問を投げかけました!!
【質問】『なりきりレーブ監督』にとって、ワールドカップとは?
祖国の国旗が縫い付けられたユニホームをまとい、全世界が注目する中で、
たくさんのサポーターと共に国歌を歌う・・・・・
ワールドカップとは、すべてのサッカー選手の夢であり、
目指すべき究極のステージです・・・
さらには、サッカーを通して、世界が1つになれる!!という事を実感する場でもありす。
【質問】『予選リーグ、第2節を終えて、ズバリ優勝国は?』
そして、最後に日本のサッカーファンに一言!!
予選リーグと決勝トーナメントは、別の大会という認識でいます。
すなわち、予選リーグで圧倒的な力を見せてたから、それが、そのまま、決勝トーナメ
ントで持続されていくか?・・・・過去の大会を見る限り決してそういう訳でもありま
せん。逆に、予選リーグで苦しんだチームほど決勝トーナメントではいい成績を残して
るというデータもあります。
さて・・・・
ワールドカップで優勝するための絶対的な条件として2つ挙げられます。
まずは、『コンディショニング』です。フィジカルのピークをこの1か月間にもってこ
れてるか?
2つめは、『幸運』をつかめているか? ということです。
予期せぬ中心選手の故障、ポストやクロスバーに嫌われるシュート、ミスジャッジによ
る一発退場等・・・・これらは、些細なことのように思われるかもしれませんが、この
ような不運に見舞われたチームはタイトルには手が届きません。
このようなことを踏まえて、あえて優勝候補というか、優勝する国は・・・・
日本の皆さんには、申し訳ありませんが・・・・
『ドイツ』『ブラジル』『ベルギー』『フランス』『ポルトガル』の5か国のいずれか
が優勝するはずです。
親愛なる日本のサッカーファンの皆さん
にわかサッカーファンだろうが、筋金入りのサッカーファンだろうが、そんなの関係あ
りません。みんなが一つになれるんです!!
そこに、利害関係はありません。
あるのは、祖国のためという愛国心、そして、感動・・・・・・
We are one.
2018.サッカーワールドカップ・・・・心行くまで楽しんでください。
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。