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2018
7/1

★第37回歴史能力検定・・・・か・ら・の『歴史を見る目』

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既に、2級は取得してますが、

コテコテの理系の私が今年も1級と2級を受験します!!

 

特に2級は、『100点満点』を目指し勉強を継続してます!!

目指すは、勿論、『1級合格』です!!

 

私も、生徒同様、目標突破に向け、努力を継続してます。

それを見て、生徒が何かを感じてくれたら嬉いです。

世界史3級も受験予定でしたが、今年度は、断念します!!

あっち、こっちに手を出し過ぎ、『共倒れ』になるのを避けるためです。

 

 

さて・・・歴史検定からの歴史つながりということで、

『歴史を見る目』ということについて、書かせていただきます。

 

歴史と言うものは、当たり前ですが、過去の人たちが作ったもの。

現代人からすると、理解不能・・・いわゆる ”いみふ” 的なものがたくさんあります。

現代人の立場からすると、『過去の人たちはバカな選択をしたもんだ』と一元的な見方を

すると、歴史はわからなくなってしまいます。

 

しかし、

過去の人たちの立場に立って、歴史を考えてみることで、

『なぜ、ここで、こういうことが起こったのか?』という事件の本質が浮かび上がってき

ます。

現在でも人間は色々な過ちを起こしてます。

今でも、世間を騒がしてる様々な問題が後を絶ちません。

これらを非難するだけで、そこから得る教訓がなければ、また同じ過ちを繰り返すでしょ

う。

『歴史は繰り返す』と言われますが、無理に悪いことを繰り返す必要はないのです。

過去の物事を考えるときに、当時の人々の立場に立って考える習慣をつけていけば、今後

過ちを繰り返さないためには、どのような行動をとればいいかが見えてくると思います。

 

話が、抽象的すぎたかなぁ・・・・・そこで、具体例を・・・・・

 

例えば、『太平洋戦争』を例にとりましょう・・・・

 

日本は、当時、この戦争を『大東亜戦争』と呼んでました。

その時のスローガンは『大東亜共栄圏』です。

これは、”日本を中心として欧米の侵略のない平和で強いアジアをみんなで作ろうぜ!!”

というものでした。

しかし、実際のところ、日本はアジア人を救うどころか、アジアの人たちに今もなお残る

苦しみを与えてしまいました・・・・・

 

しかし、当時の日本兵の人たちは、『アジアの人たちのために戦争をしてるんだ』

『祖国日本、そして大東亜共栄圏のためには、命も惜しまない』という義勇心のかたまり

で戦争に協力してた人たちがほとんどでした・・・・・・・

 

日本兵の立場、

今もなお苦しみもがいてるアジアの人たちの立場、

当時の陸軍首脳の立場、

そして、忘れてはいけないアメリカの立場。

それぞれの立場にたって考えてみることで、この大東亜戦争の本質が見えてきます

 

 

『歴史を見る目』・・・・日本史を指導する際、私が大切にしてることの一つです。

 

コテコテの理系の私ですが、

日本史に対しても、しっかりと真正面から向き合い、自己研鑽を継続してます。

日本史も、安心してお任せください。

物理も同様です!!

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。