暑い、夏の朝・・・・・JRの駅に向かう途中、ほっとする所があります。
玄関先には、鉢植えの朝顔やマリーゴールドがきれいに咲き、
周りには打ち水をしてあります。
その家の方の細やかな心遣いを感じます。
しばし、暑さを忘れ、立ち止まりたいくらいです。
この『打ち水』は、俳句で夏の季語にもなってます。
このように、江戸時代の浮世絵に描かれていたりもします。
その起源を調べてみると、
なんと戦国時代からの風習のようです。
当時、戦国武将の間でもてはやされていた『茶』の礼儀作法のひとつだったようです。
それが、江戸時代に入り、
場を清めたり、ほこりが立たないようにという、来客への心遣いの意味合いも込められる
ようになったとか・・・・・
時代はかわり、地球温暖化が叫ばれる昨今、
ヒートアイランド対策としての『打ち水』も脚光を浴びるようになり、
全国各地で、『打ち水』のイベントも大々的に行われるようになり、その効果も
しっかりと実証されてます・・・・・・
とはいえ・・・・
まさに、江戸時代のエコライフを象徴する『打ち水』
当時の人々の『心遣い』と『粋』を感じませんか?
今日も、最後で、読んでいただき、ありがとうございました。