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2018
12/7

小樽旅亭『蔵群(くらむれ)』その壱

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小樽の倉庫群をイメージして設計、デザインされたというその外観を見た時、

それが『旅亭』であると誰が想像つくであろう・・・・・

 

天井高を抑えたのは、地窓から見える雪を感じてもらいたいという思いらしい。

 

 

間接照明が至るところに、取り入れられ、光と影のコントラストは、

日常生活の喧騒を忘れさせてくれる。

 

 

 

驚いたことに、ここの素材は・・・・・

 

古城の廃石。

地元でとれる鉄鉱石。

外国の鉄道廃木、納屋の廃木。

引き取り手のない敷鉄板、さびた鉄骨。

 

 

こういった素材が、混じり合い、溶け合い、

『昭和』を見事に演出してくれている。

小樽市のはずれ、朝里川温泉街の一角に位置する、小樽旅亭『蔵群』

 

ここに足を踏み入れた瞬間、昭和レトロの趣のなかで、

懐かしい昔の思い出に浸る優雅な時間が流れていく・・・・・・

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

追記

実は、この『蔵群』を設計・デザインされた方・・・・この方のお子さんを指導させても

らってたんです。

なんとも、奇遇です。

これも、また『縁』ですね・・・・・