まず、講師たるもの、真摯な気持ちで勉強せぇ!!
これに尽きます!!
センター数学10時間特訓の見学に来てた、私の後輩(某大手予備校講師)が、
生徒の得点状況に応じて、私が、臨機応変に、類題を提示してたことに、驚いてました。
センターの様々な情報や、ノウハウを生徒に伝えてましたが、
その持ってる情報量にも驚いてました。
私からしたら、そんなこと、当たり前・・・・
むしろ、驚くって事自体、まだまだ青いっ!!・・・・・檄を飛ばしました。
予備校講師・・・・・
10年位も経験すると、一通りのことは、出来るようになります。
アドリブでも授業は出来るようになります。
上手に、”手抜き”も出来ます。
生徒を納得させるというか、理解させる”テクニック”も身に付いてきます。
ですから、無意識のうちに、点数をとらせる授業ではなく、
生徒を分かった気にさせる授業をするようになっていく講師も中には出てくるんです。
『分かりやすい講師』 = 『点数をとらせる講師』 ではありません。
『点数をとらせる講師』の中には、『分かりやすい講師』が多いということです。
お子様の「〇〇先生、分かりやすい」という言葉に惑わされないでください!!
私が、問いたいのは、『お子様の成績は、本当に伸びてますか?』という部分です。
『分かりやすい授業』を受けてるだけで、分かったつもりになってる、
理解したつもりになってるだけかもしれません!!
保護者の方の、愛あるシビア―な目が、我々の業界の底上げになるんです!!
あくまでも、私の経験則ですが、
優秀な生徒になれば、なる程、
分かりやすいだけの講師か、点数を伸ばしてくれる講師か
本能的に分かります。
さて、この10年間で、講師が身につけてきた、様々な知識だとか、技術を『貯金』とい
う事にしましょう。
この『貯金』だけで、ずっ~と授業をする講師もいます。
ですから、全く『進化』しません・・・・そういった講師は、やがて消えていきます。
たかだか、10年ちょっとで、ベテランぶるな!!
もっともっと、勉強せえ!!
見えてる景色が、ちんけすぎる!!
ちんけな景色しか知らないから、ちんけな指導しかできない。
生徒に点数をとらせるには、
もっと、もっと、勉強せぇっ~!!
正月、早々、かなり手厳しいことを言いましたが、彼は素直にきける『耳』
を持ってます。この『素直さ』が彼を伸ばします!!
『素直さ』がないと伸びません。
これは、生徒であれ、社会人であれ、同じです。
だから、私は、彼に期待してます!!
予備校講師は、ある意味、『個人事業主』です。
いわゆる、一匹狼。
周りに、”耳の痛いこと”を言ってくれる人がいること自体、
ありがたいと思わなきゃダメです!!
これは、『論語』にも、バッチリ書かれてます!!
私は、彼のためなら、いくらでも言います!!
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。