数ⅡBで学習する『三角関数』
加法定理、2倍角、3倍角、半角の公式、そして、和積、積和の公式・・・・
公式がわんさか登場しますね。
『勘弁してくれぇ~』・・・・・・・って生徒も多いことでしょう。
そもそも、三角関数とは・・・・
中世のヨーロッパが発祥の地です。
以外にも、主に、天文学、測量、航海術の分野で使われてきました。
当時の人々が地中海を航海するとき・・・・
星が方角を知らせてくれてました。
その星の”動き”を追跡するうえで、三角関数が必要だったんです。
この三角関数を扱う、天文学。
天文学者が必要とする三角関数の計算を楽にさせてくれるものが・・・・
『対数』という計算法でした!!
星の運行表を作成してた当時の天文学者プトレマイオスは、
天球の星たちを見ながら、ある定理を導きました!!
みなさんが、使う、センター数学・一発公式・・・これ!!
えっ?・・・・・・まじっ?・・・・・・って感じですよね?
一見、無味乾燥のように思える『三角関数』『対数関数』・・・・・
これらは、星の光に導かれるように、当時の天文学者たちが見つけ出した、
最高傑作の数学と言えます。
なんか、ロマンを感じませんか?
こういう話を聞くと、また、違った印象を持ってくれるのでは?
日本史はもちろん、数学史も大好きな今野でした!!
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。