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2019
1/16

星の光に導かれ・・・・

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数ⅡBで学習する『三角関数』

加法定理、2倍角、3倍角、半角の公式、そして、和積、積和の公式・・・・

公式がわんさか登場しますね。

『勘弁してくれぇ~』・・・・・・・って生徒も多いことでしょう。

 

そもそも、三角関数とは・・・・

中世のヨーロッパが発祥の地です。

以外にも、主に、天文学、測量、航海術の分野で使われてきました。

 

 

当時の人々が地中海を航海するとき・・・・

星が方角を知らせてくれてました。

その星の”動き”を追跡するうえで、三角関数が必要だったんです。

この三角関数を扱う、天文学。

天文学者が必要とする三角関数の計算を楽にさせてくれるものが・・・・

『対数』という計算法でした!!

 

星の運行表を作成してた当時の天文学者プトレマイオスは、

天球の星たちを見ながら、ある定理を導きました!!

 

みなさんが、使う、センター数学・一発公式・・・これ!!

えっ?・・・・・・まじっ?・・・・・・って感じですよね?

 

 

一見、無味乾燥のように思える『三角関数』『対数関数』・・・・・

これらは、星の光に導かれるように、当時の天文学者たちが見つけ出した、

最高傑作の数学と言えます。

なんか、ロマンを感じませんか?

 

こういう話を聞くと、また、違った印象を持ってくれるのでは?

 

日本史はもちろん、数学史も大好きな今野でした!!

 

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。