川崎で起きた本当に痛ましい事件。
連日、報道されてます。
まず、被害に遭われた方々に対して、
ただ、ただ、心よりご冥福をお祈りいたします。
合わせて、ご家族の方に対しまして、心よりお悔やみ申し上げます。
いつもと変わらない、朝。
『行ってきまぁ~す』と元気に家を出た我が子が、永遠に帰ってこない・・・
親として、どんな思いか?
胸が張り裂けそうになります。
被害に遭われた方々には、なんの落ち度もありません。
こんな、理不尽な事があっていいのでしょうか・・・・
親であれば、代わってあげれることなら、自らの命を引き換えにしてでも
戻ってきて欲しい・・・・・・・・
子を持つ親なら、みな、このような思いだと察します。
今野家の長女は大学1年、長男は高校2年。
実力養成会の生徒たちと同年代です。
『先生』というより、『父親目線』の自分もいます。
それだけに、今回の事件については、決して、他人事とは思えません。
さて、日を追うごとに、メディアは、犯人の性格、家庭環境等を報道します。
性格に異常があったのでは?
親の育て方に問題があったのでは?
様々な形で報道されてます。
私は、犯人を擁護する気持ちは、サラサラありません。
いかなる批判を浴びても足りるものではありません。
しかし、犯人がこのような凶行に至るプロセスにおいて、
まわりの大人たちは、しっかりと関わり、しっかりと背中を押し続けてきたんだろうか?
いわゆる、今の社会の “ひずみ” が、
このような犯人を作り上げてしまったのではないのだろうか?
私も含めた『社会全体』が
このような凶行に走る人間を作ってしまったんではないだろうか?
こう、思えてなりません。
自分が被害者であるかのような批判を繰り返すのではなく、
第三者の立場で、被害者及びご家族、関係する方々に対して、お悔やみを申し上げるとと
もに、この事件から何を教訓とし、どう今後につなげていくか?
ここが本質と思います。
『自殺の9割は他殺』・・・・・・ある本に書かれていたフレーズです。
実に、言い得て妙・・・・・このように思います。
今回の事件も、こういった側面があるのでは・・・・・このようにも思ってます。
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。