競技スキーではなく、基礎スキーの話です。
スキー教室・・・・・・・
「初心者」「中級者」「上級者」・・・・・・・
指導する側から見たら、「中級者」が一番大変です。
「中級者」は、すぐ、目に見えて、上達します。
しかし、その後「頭打ち」状態に陥り、それ以降は、なかなか上達しません。
「身体のさばき」「身のこなし」・・・・・体にしみついた、「癖」「習慣」が、
上達の邪魔をします・・・・・・・。
おおざっぱにいえば・・・・
「初心者」は、すべてが、まっさらです。指導者に身を委ねれば、それで十分です。
「上級者」は、自分のこと(課題)がわかっているので、その課題にフォーカスしていけば十分です。
この話は、スキーに限らず、スポーツ全般にも言えます。
さらに言えば、「勉強」にも言えます。
「上級者」は、東大、国立医学部・・・・「中級者」・・・・・旧帝大系・・・・「初級者」・・・その他
ではありません。
生徒それぞれ、志望校、学力レベルは、十人十色です。
「上級者」⇒志望校がどこであれ、合格判定が、A及びAに近いB判定の生徒
「中級者」⇒志望校がどこであれ、合格判定が、C及びCに近いB判定の生徒
「初心者」⇒志望校がどこであれ、合格判定が、D判定及びE判定の生徒
■それぞれのレベル、習熟度に応じた課題に取り組ませる。
■「スモールステップ」で成功体験を積ませる。
■「待つこと」(課題をクリアーするまで)が重要←「待つ技術」
これは、30年くらい前の中級者スキー教室指導者の教本の一部です。